ギリシャの野菜揚げ

毎朝、少しずつ明るくなっていて、天気のいい日は日差しの強さも感じるようになりました。
まだ寒いけれど、季節はきちんと進んでいるのですね。
ギリシャでもアポクリエス(謝肉祭)がこの土日で終わり、今度の月曜日は清月曜日Καθαρή Δευτέρα(カサリーデフテーラ)です。この月曜日には肉を断ちます。熱心なギリシャ正教の信者はこの日からパスハの前日の土曜日までの40日間、お肉を断ちます。これをΜεγάλη Σαρακοστή(メガリ・サラスコティ)と言います。

日本人の感覚だと1日ぐらいお肉を食べないのが断食?という感じですが、ギリシャはご馳走といえばお肉の国、ルーティーンの食事もお肉を使ったものが中心。このカサリーデフテーラは別の意味で特別なご馳走の日とも言えるでしょう。魚介類はOKなのでお魚が売れる日でもあります。発酵させないパン、ラガーナλαγάναに日本でも有名なタラモサラータを添えて食べるのもこの日の食事だとか。ドルマーデス(野菜の肉詰め)の中身もお米だけ。

この冬ギリシャに行った時はこうした食生活の違いを強く感じました。毎日毎日お肉。一緒に煮込まれていることはあっても野菜単独で食べる機会がほとんどありませんでした。日本で意識して野菜を摂ることはない私でも野菜が食べたい、と思うほど。そんなある日、友人のお母さんが外で買ってきた軽食に鼻がぴくぴく反応しました。これ、何?と訊くと、ホルタ(ギリシャの菜っ葉)の揚げもの、と言います。ああ、この緑が食べたかった、と私用ではなかったのに無理やり頂いてしまいました。
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天ぷらというよりお好み焼きに近い触感。くせは強くないのですが、タラの芽や春菊の天ぷらを思わせる青臭さが微かにあって美味しいいいいいいい!!!!どこで売ってるのかも何という名前なのかも知らないのですが、忘れられない味となりました。やっぱり日本人ですねぇ。
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by kranaA | 2014-03-01 21:57 | 食べるもの | Trackback | Comments(0)
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