クラシックなギリシャのお家

毎年、ギリシャに行く度にお邪魔するお宅があります。
お母様と息子さんの二人暮らし。経済危機で生活もなかなか大変そうですが、いつも綺麗に片付き、お家の調度品一つ一つをとても大切にされているのが感じられます。
広いリビングの壁にはたくさんの絵画や絵皿が飾られてちょっとした美術館みたい。家具は綺麗に磨き上げられ、カーテンの襞も丁寧に均等に整えています。
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写真はクリスマスシーズンの様子なので、季節外れですが…。

最初の頃はこのきっちりした感じに緊張したものですが、一方で本当に親しくなると、あなたは家族と一緒だからキッチンでお茶を飲みましょう、と肩の凝らないおもてなし。と言ってもキッチンもいつもピカピカなんですけど。

ギリシャで色々なお宅にお邪魔してきましたが、新しいお家でも古いお家でもしっかり自分たちのスタイルを持っています。私はあまり構わない方で、とりあえずある物で済ませてしまうタイプなので本当に学ぶところが多くて反省しきり。
50年経ったお家がまだ古いもののうちに入らない文化だから、こんなクラシックなお家も保てるんでしょうが。

何年か前、このリビングでお茶をいただいた時に、息子さんが「今、はまっている」CDをかけてくれました。アンドレア・ボッチェッリの「タイム・トゥ・セイ・グッバイ」の入ったアルバムでした。豊かさって、自分が丁寧に生活することで生まれるんだな、って思いながら、お茶をいただきました。

この大ヒット曲でアンドレアとデュエットしたサラ・ブライトマンが今、アジアツアー中。七夕の日が日本の初日です。そして今回のゲストがギリシャ人歌手マリオス・フラングーリス。アテネ・オリンピックの開会式でも歌ったテノール歌手です。東京では追加公演も決まったようなので、チケットを探してみようかな。
季節は違うけど、あの時のゆったりした豊かな時間をもう一度過ごせるかもしれません。


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by kranaA | 2016-07-05 22:11 | 聴くもの | Trackback | Comments(0)
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