ガム

d0042214_23363275.jpg私がギリシャに行く時にいつも決めていることがありますが、その一つはギリシャでは決して運転しないということです。
クレタ島に行くたびに自分で運転したら行動範囲が拡がるだろうな、と思いますが、それを許さないのがクレタ島の交通事情です。(私の運転技術も許さないんですが)
ガードレールもカーブミラーもない山道を下ってイラクリオンに戻ってくるたび、今回も生きて帰れた、と喜ぶことができます。
イラクリオンの街中を「お願い、保険、入ってないから…」と泣きそうになってバイクの後ろにしがみついていても、目的地が近づく頃には「やっぱり保険はいらなかったわね」と幸せを味わえます。
突然、横から飛び出してくる車に出会うたびに窓を開け、「どこ見てるんだ!?この××!!」と叫ぶ友達から、新たなギリシャ語を学ぶことが出来ます。

クレタ島の交通事故率はかなり高いらしく、「ハニャーからシティアまでの国道では6キロごとに少なくとも1件、2人の死傷者が記録されている!」と、先週からNea Kriti Newsが取り上げてます。
これが何年間の記録かと言った詳細は不明ですが、今までの私のクレタ島滞在時間と移動距離から類推すると、少なくとも4回は事故に遭っているはずです。
と言うことで、自ら、災難に飛び込むことはせず、どんな狭い道も決して切り返さない華麗なハンドル捌きを誇るマノリスのバスに今後も身を任せようと思っています。

あ、ガムの件ですね。
元旦にはマノリスは、いや、バスは休みでした。
で、タクシーを使ったんですが、この運転手さん、何でも年末に転んだとかで右腕を固定しての片手運転、しかも「昨日は大晦日で騒いでたから眠くて」と突然無口になる…。
何とか1時間半頑張ってもらい、村に着いて、帰りにどうぞと飴をあげたら、「寝ちゃうと困るからガムくれる?」…。無事に帰りついたかなぁ。ギリシャでの運転にはガムをお忘れなく。
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