ギリシャの切手 その5

有名なソプラノ歌手だったマリア・カラスの切手2種です。
d0042214_2321383.jpgこれはオペラの衣装を身に着けた彼女の姿です。多分、彼女が得意とした「ノルマ」と言うオペラのものではないかと思います。
私は、彼女のことはギリシャ人のソプラノ歌手としてしか知りませんでしたが、彼女はニューヨーク生まれだったそうです。と言っても彼女の両親は8月にアメリカに渡り、同じ年の12月に彼女が生まれたので生を受けたのはギリシャと言えますね。
13歳で両親の離婚に伴い、母とギリシャに戻って本格的な音楽の勉強を始めたそうです。

d0042214_2331976.jpgこの切手の横には英語でのサインが入っています。
ギリシャ語ではカラスはΚΑΛΛΑΣとつづりますが、英語ではCALLASとCで始まるんですね。
本名はΚαλογεροπουλου(カロゲロプールー)だったんですが、アメリカで父親が薬屋を始める時にカラスに改名したそうです。確かにこれじゃ、覚えにくいですものね。
CDで聴いた彼女の声は、私の想像していたものとはちょっと違っていました。
抜きんでた表現力が高く評価されているマリア・カラスなので、舞台でこそ、その真価が伝わるのかも知れません。

ギリシャ人男性が「僕の一番好きなオペラは蝶々夫人だ」と話しかけてきました。
私は一番好きなオペラを語れるほどオペラを見ていないし、「蝶々夫人」は音楽的なことは別として、その背景や人物像が好きではなかったのでこの話題にはのれませんでした。
(その上、以前も書いたように、私は生き物「蝶々」が大嫌いです)
日本人に対するリップサービスだとも思ったんですが、そのこと自体ステレオタイプな捉え方だと思い、そっちの方に話を持っていって反論してしまいました。
今思うと、会話のための話題に過ぎなかったのに大人気ない。
ショスターコーヴィチの「マクベス夫人」の舞台装置が良かったとでも言っとくんだった。
いっそ「ある晴れた日に」でも歌い出だせば良かったかな。

9月16日はマリア・カラスの命日です。
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by kranaA | 2006-09-16 00:19 | 聴くもの | Trackback | Comments(4)
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Commented by lemonodasos at 2006-09-17 18:25
マリア・カラスさんのアテネの家が崩壊寸前です。
私は彼女のカルメンが大好きです。
彼女のカルメンを聴いたら、ほかのヒトのカルメンは聴けません。
Commented by kranaA at 2006-09-17 22:17
やっぱりアリア一つ聴いたぐらいでは、分からないですね。今度、探して見ます。
切手になるような人の家が崩壊寸前とは、寂しいですね。近現代のギリシャの文化も保護して欲しいものですが、古代遺跡で手一杯なのでしょうか?
Commented by fracoco at 2006-09-18 15:50 x
数年前、マリア・カラスの半生を扱った映画を見ました。
ファニー・アルダンがマリア・カラス役で、メイクや衣装の効果も相俟って、よく雰囲気が出ていました。
映画では、フィクションの部分もあったのでしょうが、「カルメン」映画化に熱意を持っていたり、後進の音楽教育にエネルギーを注いだり・・・。オナシスと別れて、彼を偲んで泣き暮らしていた・・というようなイメージとは裏腹に、ある強さも持ち合わせていた女性なのだな、と言う印象を持ちました。

そして、マリア・カラスといえば「サナダムシダイエット」。若い頃、
太目のプロポーションを是正すべく、自らサナダムシを飲んだ聞いたことがあります。なかなかアグレッシブな人であったのかも知れませんね。
Commented by kranaA at 2006-09-18 22:46
fracocoさんは「永遠のマリア・カラス」ご覧になったんですね。
私は今回初めて彼女を意識したので、詳しくは知りませんでした。
ギリシャの人を見ていると自分の感情を表現せずにはいられない人が多いと思います。
彼女も自らの情熱をストレートに音楽やその時愛していた人に注いでいたのでしょうね。

サナダムシダイエットとは意外と歴史のあるダイエット法だったんですね。これを実行するには勇気がいると思いますが、やはり目標に向かって一途な女性だったんですね…。