クレタ歴史博物館 入場券

かなり古いチケットで申し訳ありません。現在の情報はこちらでご確認を。
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私としては一押しの博物館ですが、なかなか再訪する機会がありません。
改築も行われたようなので、更に展示が充実しているだろうと期待しています
ベネチア時代、トルコ時代、独立戦争、第2次世界大戦と近代ギリシャの歴史の流れを展示してあります。クレタ島の生活の歴史もまじえて、エル・グレコ、ニコス・カザンツァキス等のクレタ出身の著名人関連の展示も豊富です。
第2次世界大戦時のギリシャ首相、ツデロスの書斎もあります。私はこれをヴェニゼロスのものと勘違いしていました。
ヴェニゼロス、エル・グレコなどについてはlemonodasosさんの「日刊ギリシャ 檸檬の森」で紹介されているのでご参照ください。



ところでこの博物館を訪ねたのはバスの時間までの暇つぶしのためでした。
早朝6時半、フェリーでイラクリオンに到着したものの時間をもてあましていたのでした。

そこでこの博物館へ。冬の朝一の客だったせいか、暇そうな職員のおじさんが、まだ、開きたての博物館の各部屋の説明をしながら案内をしてくれました。
自分のペースで見たいな、と思いつつ、いちいち部屋の電気をつけるので、案内なしでは見られないのかな、と素直に説明を聞いていました。
ところがそのうちに、そのおっさん(格下げ)、これからどこに行くんだ?と関係ないことも話し始めます。めんどいな、と思いつつ、村に行く話をしました。
すると今夜、ブズーキャ(ブズーキを聞きながら飲食するところ)に行こうと言い出したのです。
いや、「今日中に村に行きたいから」と答えると、「明日にすればいい」と言うのです。
実は私、前日ちゃんとバスターミナルに電話を入れて確認しておいたのです。「でも明日はバスはないから」とお断りしました。
すると、親父(さらに格下げ)、「そんなことはない。バスは毎日あるさ」と人の二の腕を取るのです。来たー!!
「触らないで!!ほっといてちょうだい。一人で見たいから!!」
するとオヤジ、いきなりその部屋の電気を消して、出て行きました。あいつー!!

まあ、その後、ゆっくりと見学し、歯磨きもさせていただきました。
出口にそのオヤジがいました。女性職員と私が話しているのを気にしつつ、無視しているふりをしてましたよ。
でもこの博物館の展示物はそんなオヤジを払拭するほど、感動的だったんですよ。次のクレタ行きの時こそ、再訪しましょう。
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by kranaA | 2006-11-15 01:01 | 読むもの | Trackback(1) | Comments(10)
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Tracked from 日刊ギリシャ 檸檬の森   at 2006-11-16 04:58
タイトル : 大政治家 エレフテリオス・ヴェニゼロス像
応援よろしく人気blogランキング・欧州 ◇Eleftherios Venizelos  ◇Ελευθέριος Βενιζέλος  ◇エレフテリオス・ヴェニゼロス 彼は1864年8月23日にクレタ島ハニアで生まれ、1936年3月18日にパリで没しました。そしてその後はクレタ島のハニアのアクロティリの丘の上で海を見ながら永眠しています。 その活躍ぶりはエレフテリオス・ヴェニゼロス出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』の方に詳しくあります。興味のある方はそ...... more
Commented by lemonodasos at 2006-11-15 05:46
クレタ島は最高ですよね。あのヴェニゼロスガタ~っと走る抜けるようにギリシャ国旗をもっている姿、、、泣けました。やはりヴェニゼロスがいなかったら、ギリシャという国はなかったのなぁと思いました。
カザンザキスの博物館に行きました。「神様も間違いをする、、」というせりふというか文がありました。これ、お坊さんには嫌われる言葉ですね。
ラシティ県の山の中の砂利道で迷子になりました。実はベンデタで一村が消えたという場所を見に行ったんです。あまりの道の険しさに分からなくなってしまいました。来年また行きます。
Commented by kranaA at 2006-11-15 22:24
エレフテリオス・ヴェニゼロス空港にも記念のプレートや展示がありますが、lemonodasosさんがご紹介してくださった像の姿が一番彼の業績を表している気がしました。
クレタ島は山あり谷ありで勇猛なクレフティスがたくさん出たのも頷けますね。
カザンツァキスはそんなことを言ってたんですね。「キリストはふたたび十字架に」を読んで信仰の意味を考えさせられました。
Commented by chiota at 2006-11-17 03:25 x
KranaA さん、こんにちは!
この間、El Greco が人生の後半を過ごしたトレドに行き、
行くいつか作品を見てきました。
名前からギリシャ人だとは思ってたんですが、クレタ島出身だとは知りませんでしたっ。恥

ところで、しつこいオヤジはどこにでも居るもんですね・・・
せっかく芸術作品を見て感慨にふけってるのに、邪魔というか、ね。
でもそんな変な人の存在を超越するほどの博物館なんて、
特に古代史マニアの私は、ワクワクしちゃいます。
次にギリシャ行ったら、クレタ島上陸しなくちゃ! また行きたい場所がひとつ増えました^^
Commented by kranaA at 2006-11-17 22:15
chiotaさん、クレタ島はいいですよ。大きい島なので、見所がたくさんあります。古代史がお好きなら、遺跡もゴロゴロしてます。
クレタ島では人も熱くて、親切ですが、それがオヤジの場合、どこからか下心に切り替わるんですね。要注意です。いや親切100%の方もいらっしゃるけど。

スペインは陰影がくっきりした国というイメージがあります。明るい部分も暗い部分もはっきりした感じ?行ったことがないので絵画などから勝手に想像してます。
Commented by marri at 2006-11-17 23:08 x
皆さんの会話(?)読んでいたらクレタ島行きたくなりました!
エルグレコって名前はしっかり覚えています。生まれ育った倉敷の「大原美術館」にかれの「受胎告知」という聖母マリアの絵画が有って、余りにも有名だからです。クレタ島生まれなんですね!身近に感じられました。
いつか・・・きっと行くぞ~~^^♪
Commented by kranaA at 2006-11-17 23:38
marriさん、みんなで行きましょう~!!!!
エルグレコの絵はクレタ島と倉敷も結び付けていたんですね。
クレタの人はギリシャ人であると同時にクレタ島の人間であることにすごくアイデンティティーを持っていて、古いギリシャを見ることも出来ます。
Commented at 2006-11-18 08:41 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by fracoco at 2006-11-18 13:54 x
私も、エル・グレコ=ギリシャの人とは知っていましたが、クレタの出身とは初めて知りました。ギリシャへはまだ一度も行ったことがないのですが、いつか行ってみたい!クレタ島も。
ところで、下心丸出しのクレタ島のオヤジさん、kuranaAさんはさぞ迷惑されただろうと思いつつも、なんだか憎めないかんじがして、思わずうふ、と笑ってしまいました。
Commented by kranaA at 2006-11-18 23:05
鍵コメさん、お返事ありがとうございます。こちらこそよろしくお願いします!!
お風邪、お大事にしてください。
Commented by kranaA at 2006-11-18 23:06
fracocoさん、そうなんです。ギリシャの方達って、自分の感情に本当に素直に行動しているので腹が立ってもその場限りで済んでしまいます。このオヤジにしても、電気を消して行ったのが笑えます。
ギリシャでは私の感情も自由になるみたいで、日本での生活に疲れると行きたくなってしまうんですね。友達いわく、「日本でそう思えないのが問題なんじゃないの?」確かに。