タクシーカード

今回、空港で一夜を明かし、翌朝一番の飛行機でクレタ島に渡る旅程を取りました。
アテネの空港は市内までバスで道が空いていても、1時間かかります。
24時ごろ着いて朝6時過ぎに飛行機に乗るのに市内まで往復するのは時間とお金のムダと考え、年は考えないことにした暴挙でした。
エレフセリオス・ヴェニゼロス空港は24時間OPENの空港で、出発ホールは結構人が多くて椅子の空きも少なく、到着ホールで時間を潰しました。

さて、時間に正確なエージアン航空でイラクリオンまで35分。
冬場はエーゲ海に雲が浮かび、眺めが良くないのが残念ですが、ドリンクサービスが来て片付ける頃には着いてしまいます。

さてイラクリオン(ニコス・カザンツァキス)空港について、目的地に行くのにバスにしようか、タクシーにしようか、いずれにしてもまた時間を潰さなくてはなりません。
バス停はどの辺だろう、と探そうとしましたが、さすがに日本から移動直後、完徹した身体では動くのが面倒でした。
タクシーにしようと思い、たむろってるタクシー運転手たちを眺めていました。
すると、昨年の元日、村まで行ってもらった運転手さんがいるではありませんか。
うーん、去年は腕を吊っていた印象が強すぎて、たしか、この顔だと思うんだけど…などと迷っているうちに、時間が近づいてきたので思い切って声をかけました。

「去年の元日に××村に行きましたよね?」
××村の存在も道順も知らないで、外国人を乗せて1時間半の初仕事、覚えてないはずがない、とは思いましたが、すぐに思い出してもらえたのは嬉しかったです。
すぐに「村の小母さんはどうしてる?元気か?」と挨拶が始まり、他の運転手さんにも事情を話してくれました。

そして今日はどうするのか、と聞いてくれ、彼の順番を待ってタクシーで出発。
帰り、もし、タクシーが必要なら呼んでくれと携帯番号を書いてくれました。
こっちには電話しないように、と表はぐりぐり線を引いたので、汚いですが…。
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もちろん、料金はしっかり取られましたよ。でも最初の目的地から次に行くのに待ってもらったり、街の説明をしてもらったり、初めての運転手さんより気が楽でした。
今年、最初の再会がこの運転手さんでした。イラクリオン空港でキューピーさんみたいな顔をした巻き毛の運転手さんがいたらその人かも知れません。
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