ケファロティリ ギリシャのチーズ

なかなかこのテーマに合う「もの」がないので、書くのが前後してしまいましたが、クレタ島にいたときのことです。

友人Cとその兄達にはそれぞれ4人、4人、3人の子供がいます。
圧倒的に女系で11人のうち9人が女の子。
アテネなどでは今の20代の頃から少子化が進み、一人っ子や二人が普通なのですが、地方はまた違います。
16才、15才、3才の娘、8才の息子がいる、兄嫁に連れられ、ご近所へ友人を訪ねました。
彼女は妊娠中で4月に生まれるそうです。男の子だと言われたそうで、兄嫁は盛んに「良かったじゃない」と喜んでいます。

話は教育費におよび、プライベートレッスン(いわゆる塾の個人版)の話になりました。
1時間で20ユーロ、二人だと12ユーロ×2だとか。
日本の相場が分かりませんが、週2回、1回2時間ぐらいで計算するとかなりの金額ですよね。

他にも英会話、下の二人も計4つの習い事をしていて、送り迎えで大変なのよ、とまさにどこかの国と同じ状況。

ただ、3人以上子供がいると政府から補助が出るから、ずい分、助かるのよ、子供が多い方がいいわよ、と強くお勧めでした。
1人、2人の場合はどうなのか、聞きそびれましたが、この兄嫁の場合は2ヶ月で248.18ユーロの支給があるそうです。彼女は母親に補助が出ている、と主張していました。
4人と強調していたので、上の二人のティーンエージャーの分も出ているのだと思いますが、確認し忘れました。(ギリシャは18才から成人です)

ちなみに日本の友人に訊いたたところ、子供1人につき5000円、3人目から1万円、12才までの補助があるとか。地方自治体により時期はことなりますが、近々、一律1万円になるそうです。

物価も違うし、支給される年齢の確認を怠ってしまったり、学校にかかる費用も確認していないので、単純な比較はできませんが、総合的に考えると大体同じような援助がされているのかな、と思います。
もっとも、アテネでは子供にはお金がかかるという理由以外に、住居の問題、子供の面倒を見てもらう人、場所の問題があって、子供はいらないと言う人も多いようです。
結婚後も働くのが当たり前の国なので、これは当然起きてくる問題ですね。d0042214_2212543.jpg


日本も全く同じような状況下にありますが、某大臣の発言問題であからさまになった根本意識の改革も必要ですね。
クレタ島の村を訪ねるたびに、××才まで産める!!というおばちゃんたちのプレッシャーもすごいんですよ。
今回、純粋に子供を産むことは良いことだと、説いてくれるおばちゃん達と話し合う機会がなかったのは残念でした。だっておばちゃん達は何の政策のためでもなく、実感しているからそう言ってくれるのですから。

チーズはこの兄嫁にもらったので無理やりご紹介!!
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by kranaA | 2007-02-04 22:17 | 食べるもの | Comments(2)
Commented by kazumi1713 at 2007-02-05 09:03
息子を産んだ街のクラスは三分の一が一人っ子だった様に記憶しています。3人も居る家庭はお医者さんだったかな?この地方に越してきて驚いたことは3人が多くて中には4人の子供さんが居たりしました。
一人の子どもの教育費、大学4年間で1000万円掛かったように思います(その息子ももう40歳になります)日本の教育費は丸ごと親掛かり、出来た息子なら国立へ行ってくれますが、私学でしかも遠方なので仕送りに窮々した4年間!その後も借金払いに追われました。たった一人の子でこういった状態です。3人、4人なんて空恐ろしいことです^^;;とコレが実感です。でも・・・2人生んでいたらこれまた頑張っていたように思います。母とはそういうものかも!!!
Commented by kranaA at 2007-02-05 22:50
μαμαδες(ママーデス お母さん達)には本当に感謝、感謝です。
経済的に大変になっても、子供にかかる分は最後まで削らないお母さん達をたくさん見て来ました。親ってすごいな、といつも思います。

学力低下が問題になって、ゆとり教育の見直しの論議がなされているようですが、もっと親や先生にゆとりを与えてあげることを考えていかなくてはいけないと思います。経済的にも精神的にも…。
その上でもっと教育の場での融通の利く幅を広げてあげられる方法を考えていきたいですね。