ギリシャの消防車

やっぱり書かないといけないでしょうか。
ここ数日、日本でもギリシャの山火事が報道され、心配されている方が多いようです。
以前も書きましたが、この季節、ギリシャでは、毎年、山火事が頻発しています。
今年もすでに6月、7月とEUに支援要請をしていますが、今回は特にひどく世界的な問題になっています。
NASAのサイトで見たギリシャの様子です。
ギリシャの友人、アテネ在住と現在クレタ島滞在中、に訊いてみたところ、火災の起きている現地ではもちろん深刻な被害がありますが、それ以外のところでは通常の生活が営まれているそうです。
ペロポネソス半島のカラマタに知人の実家があるのですが、若干、影響はあるものの大きな被害はないとのこと。一安心。
オリンピア方面に関する観光については分かりませんが、徐々に落ち着いているようです。
交通も被災地方面やアテネとその地方を結ぶ長距離バス路線のことは分かりませんが、アテネ空港などは通常通り動いているようです。
被災地から避難する人のために政府支援で無料バス運行が決定されました。
今週末はバカンスから戻る人も多そうで、道路網の混乱はありそうですが…。
d0042214_0294752.jpg

被災地の住民の皆さんには言葉もありません。
消防関係、警察関係の努力にも気持ちの上で応援するしかありません。

ひと段落しつつあるとは言え、この状態が毎年続くようでは、ギリシャの自然崩壊は進む一方です。
毎年、何万ヘクタールもの森林が失われてます。
火災が起きてから手を打つギリシャ政府の後手に回る政策に対して、国際的にも国内的にも非難が起こるでしょう。
選挙の争点も、国債(?)問題から一気に環境保護、危機管理に移っています。
ギリシャに住んでいる訳でもないので、私にあれこれ言う権利はないのですが、ギリシャの悪い面を象徴している気がします。行き当たりばったり、身内優先、組織だった行動が不得手なことなど…。

少し古い内容になりますが、大内聰矣「エーゲ海幻想」の中にギリシャの山火事について当時(20年前)の新聞記事などを通して筆者のギリシャ観を述べた部分があり、深くうなずくところがたくさんあります。
ぜひ、読んで見てください。きっとその頃と変わってないのでしょうね。
[PR]
by kranaA | 2007-08-29 00:34 | Trackback | Comments(2)
トラックバックURL : http://krana.exblog.jp/tb/6047495
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
Commented by marri at 2007-08-29 18:35 x
火事ですか。乾燥から来る自然発生かなぁ~。政府の対応も起きてからじゃ被害は甚大ですね。難しい事は分からないけれど?
いつか倉敷を走っていて目の前の山が燃えているので吃驚しました。火事を見ながら走ったこと生まれて初めてだったのです。
高速に乗って又高速道沿いの山が燃えていました。エッ・・・これって。夢かと思いました。慌ててずっと後方のさっき通った辺りを見ました。ヤッパリ燃えているではありませんか。一日に2箇所、それも1時間に2回も見たっていう事です。もう・・・十数年経ちましたが今もそのことを不思議に思い出します。
翌日の新聞で知りました。家事が頻発している気候だと言ってましたよ?
Commented by kranaA at 2007-08-29 20:51
今回は放火の疑いもあって、何人か逮捕者が出ているようです。
酷暑の上、乾燥しているので小さな種火でも大きく燃え上がってしまうので、全部が全部放火とは限らないでしょうが…。その上、オリーブの木に含まれる油分が火の勢いを増すみたいです。
植林などの政策も行われているようですが、古代から毎年繰り返されているのだから、もっと何とかしようがないのかなって思っちゃいます。

実際の火事って本当に恐いですよね。私も以前職場の近くで、知り合いの家が全焼するのを見て恐怖を覚えました。
火の回りが早ければ、山では逃げるのも難しいですね。
くれぐれも気をつけなくては…。