ギリシャ版 3姉妹

そろそろ、クレタ島を離れてアテネの話に行きたいのですが、その前に…。
うちの娘達を自慢したくって、なんて、友人の娘達のお話です。

以前、お話したS君には3人の妹がいます。
この3人が見事に、顔立ちも性格も三者三様。
簡単にご紹介すると、
長女  10才 おばあちゃん曰く「あの子は主婦」
次女  8才 マイペースな芸術家肌
三女   5才 気分のむらのない幼稚園児

書き出すと限がなさそうなので、今回は三女のお話

ギリシャの子供達は、子供らしくて可愛いのですが、ご機嫌を損ねた時は大変。
拗ねるとかいじけると言ったネガティブな自己主張はまず見られません。
「私はこれが欲しいの、こうしたいの」と言ったぐずりの原因を主張。
それも「こうこうだから欲しい、ああだから、こうするべきだ」と泣きながらも、理を尽くして、極力大きな声でギャーギャー主張するんです。

ですが、うちの3姉妹はとても穏やか。
5才のも泣き喚いているのを見たことがありません。
天使のように可愛い上に、中々の切れ者。
私が幼稚園のお知らせを写真に撮ったのを鋭く、チェック。
その後、「これも写真に撮りたいんじゃない?」と3人が通うダンススクールのパンフレットを持ってきました。
そう、今回、学校の他に習い事も見たいなと思ってたんです。何で分かったの?
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でも全然、こまっしゃくれていないんです。
私が持っていった100均の折り紙に大喜びして、「こんなにたくさんお土産くれて、あなたはお金持ちなの?」ってお宅のご両親の方がはるかにお金持ちよ!!

そんな彼女が今回発見した遊びは、私にギリシャ語を教えること、でした。
自分の本などを持ってきて、「私は字が読めないから、A、読んで」
読み終えると最初に戻って、文字を隠し、「さぁー、これは何だっけ?」
「αρκουδι(アルクージ)」私が答えると、
「うーん、惜しい!!もうちょっと考えてみて!!ほら」と口の形でヒントをくれます。
「αρκουδα(アルクーダ 熊)」
「すごいわ!!その調子!!」
語尾変化がはげしいギリシャ語。
「じゃこれは何してるのかな?」
「ποτηζει (ポティージー 花などに水をやる の三人称単数形)」d0042214_23345787.jpg
大人は大体、私の意図を汲み取ってくれるのでこれで誤魔化せますが、使命に燃える彼女は「ちょっと違うわ。良く見て、ποτηζουν(ポティーズゥン 三人称複数形)よ。言ってみて」と厳しい。
注) 教えているのが幼稚園児、答えているのが私です。

私がちょっとでも暇してると、お声がかかりました。「A~、私とギリシャ語の勉強したいんじゃない?」
アテネの友人にこの話をしたら大笑い。「ギリシャ語を勉強するには最高の先生ね」
でも、クレタ島訛り、ばりばりですが…。

こんな可愛い娘達に会いたくなって、きっとまた、のこのこギリシャに行っちゃうんだろうな…。
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by kranaA | 2007-10-18 23:37