事件

11月の最初の火曜の夜、いつものようにギリシャのネットラジオを流しながらPCに向かっていました。
ラジオではあの山火事の時のようにアナウンサーとリポーターが騒いでいました。
また何かあったのか…本当に大げさなやつらだ…と聞き流していました。(と言うか聞き取れないもので)
と、やたらと耳慣れた名前が飛び込んでくるのです。
慌てて集中して聴いて見ると...確かにクレタ島のあのお父さん、お母さんのいる村の隣にある村の名前。
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大雑把に言うと
クレタ島イラクリオンで麻薬所持で逮捕された男性とこの村が結びつき、警察の捜索が月曜日に入ったところ、待ち伏せしていた一味に襲撃され3人の警察官が負傷しました。
翌火曜日、更に大掛かりな捜索が未明から繰り広げられたレポートをちょうど聴いたのでした。
それからと言うもの連日の捜索で出て来る出て来る、麻薬関係、武器関係、ATM強盗関係。
捜索はこの村を中心にした山岳部一帯に広がり、うちの村にも及んだそうです。
焼けたトラックが発見されたとか!!??
更に私がこの冬と9月に泊めてもらった友人の住むイラクリオン郊外のG町にも…。
この町にはこの山岳部からの出身者が多く住んでいるので。
現在はクレタ島全体に捜索が広がっています。

悪いのは一部の人と一部の検察や警察幹部らしく、10年来この問題は公然の秘密としてあったようです。何度も麻薬関係の裁判で偽証や圧力がかかって多くの人が無罪放免になったとか、私の語学力では正確な情報ではありませんが…。

詳細が分からないのでいやー、心配しました。
情報がないので、一人で心配しまくった11月でした。
いや別に知り合いに逮捕者が出るんじゃないかとかそういうんじゃなくてね。
G町の友人にも村のお母さんにも何度か電話を入れてみました。
「うちの村は大丈夫よ。でも警察の捜索には苦しめられているわ」by 友人
「大丈夫、大丈夫。え、警察、いるよ。大騒ぎよ」by お母さん
でも、いつもと同じ様子で一安心。
最近では、この村をネタにした自虐的な歌まで流れてくるようになりました。

画像で見ると、特殊部隊の装備がすごいんです。
あの狭っ苦しい村々の道に、装甲車やら部隊やらがうごめいているのはちょっと見てみたかったな…なんてやっと余裕が出てきました。
でもギリシャの人たちって職務に忠実で思い込みが激しいところがあるので、捜索は相当に厳しかったのではないかと思います。
朝の4時に突然、真っ黒な覆面、防御服で銃を手にした一団がドアを壊す勢いで、飛び込んできたら恐いですよね!!!
私なんて、定期的にこの地域を訪ねる怪しい外国人として、取り調べられてたかも!!!!
なーんて、心配な気持ちを吹き飛ばして、新しい月を迎えようと思って思い切って書きました。
うちの村人たちも私もマフィアとは縁がありません!!
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by kranaA | 2007-11-30 23:58