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クリスマスカード もう~!!

アテネの友人M宛の手紙が差し戻されたと書いたのは随分前のことになってしまいました。
その後、戻ってこないので着いたのだろうと推測しながらも気にしていました。
クリスマスに届いたカードに「手紙もカードもプレゼントも届いた!!」とあり、皆さまにも報告できると胸を撫で下ろしました。
と、次のような追伸が。
「番地は9!! 10じゃなくて!!!!」
おいこら、ちょっと待て!!

実は彼女は一昨年の秋に転居しました。
昨年、2月に初めてこの住所宛に送った手紙は「10番地」で届きました。
その後、必要があって彼女の電話番号をインターネットで調べると、おっと!!
番地が「9」になっている。
彼女が書いてくれたメモを確認すると「10」。

ここでアテネの住居表示に触れておきますと…
概ね、ヨーロッパのどこの国でもこのようなシステムになっていると思われますが、どんな小さな通りにも名前が付いていて、建物ごとに数字が割り振られています。
通りの片側が偶数、もう片側は奇数というように…。
なので8番の隣は10番。
もし、長い通りで片側に大きな建物が集中していれば、すぐ向かい側の建物でも番地の数字は大きく異なる可能性があります。
幸い、彼女の住む通りはそれほど長くはないのですが、偶数と奇数では大違いなわけです。
慌てた私は彼女に電話して確認しました。「10でいいのよ。10」
これが昨年春のこと。

10月の差し戻し郵便のときも真っ先にこの点を疑ったのですが、原因は私が郵便番号を書き間違えていたことだったのが判明。恨めしく見つめた消印の押された記念切手…。
その上、ここに来てこの仕打ち…。
もうギリシャ人てば!!ほら、カードの天使も手に負えんって顔してるでしょ!!
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