ギリシャの切手その16 多分…

28日にギリシャ正教の大主教が亡くなられ、今日はその葬列の様子をニュースで見ました。

私は正教に関して、何かを言えるほど知識がありません。
ギリシャでは国民の97%がギリシャ正教徒だそうですが、ギリシャに行って普段の生活で意識することはあまりありません。
街のそこここで見かけるドーム型の屋根の教会、家庭のちょっとしたところにあるイコン(友人の家では冷蔵庫の上に)、子供の洗礼式のアルバム、ビデオ。
そんな風に生活の中に溶け込んでいる宗教。生活様式に深く浸透しているから、かえって意識しないのかもしれません。
ギリシャの友達と祝日の話をしていて「復活祭は休みじゃないの?」と訊かれて、思わずポカン。
「あ、君はキリスト教徒じゃなかったっけ」
考えてみれば、私達の習慣や風習も宗教に基づいているものが多いのですね。
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昨年秋、ある臓器の移植手術が必要となったギリシャの友人がいます。関係するギリシャ語を探していると、フリストードゥロス大主教がマイアミの病院にやはり移植手術のために入院している記事に当たりました。
適合する献体は見つかったものの、結局、大主教は手遅れで手術は受けず帰国し、3ヵ月後に旅立たれました。
今は順番を待っている友人が、ギリシャ正教の司祭に会った時跪いてその手にキスした姿を思い出しながら、葬列に集まった多くの人々の姿に見入ってしまいました。
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