イースターエッグ

私は出されたものは何でも頂く良い子ですが、出来れば避けたいものもあります。
その一番手がタマゴ。
アレルギーがあるわけじゃなく、味が嫌と言うわけでもなく…。
単にあの巨大な細胞が2つに分かれ、それがまた4つに分かれ、やがて目となり、足となり…と言う過程を想像してしまったばっかりに食べられなくなったのです。
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今回のギリシャは復活祭直後。
復活祭と言えばタマゴ。
ギリシャでは赤く染めたゆで卵を、ツンツンして運試しします。
友人宅の冷蔵庫にも赤いゆで卵が並んでいました。d0042214_22214229.jpg
「今日のサラダはタマゴサラダにするわ」と言って、殻を剥かれた赤いゆで卵、白身もほんのり赤くなっていました。
タマゴサラダはゆで卵を縦に四つに割っただけのもの。
友人はゆで卵にオリーブオイルとお酢をドバドバっとかけました。
「タマゴ、苦手なんだけど…」
その直前、私は彼女に質問していました。

「ギリシャでは出されたものを全部食べられなくても失礼じゃないの?」
「残すのは問題ないわよ。でも、出してもらったものは少しでも手をつけなくちゃいけないわ。たとえ、嫌いでもね」!d0042214_22222976.jpg


頂きましたとも!!

「どう?」
「うん食べられる…」もともと食べられるんですが…
「じゃ、これからはオイルとお酢をかけて食べれば良いわね」
そういう問題じゃないんだけど…。

…………

翌日、他のお家のご飯に呼んでいただきました。
出てきたサラダは、またもゆで卵サラダ…。
黄身の部分はマヨネーズ和えにしてありましたが…。d0042214_2223119.jpg
さすがに私の顔が曇ったのか…友人が「嫌い?」と訊いてくれました。「食べられなくはないけど苦手」
「じゃ、食べなくていいよ。僕らで食べるから」
でもお母さんに見つかってしまいました。
「これはタマゴじゃないんだから食べなさい」

いや、どう見てもタマゴですが…。
こちらもちゃんと頂きました。
これで私の1年分のゆで卵消費ノルマは達成されました。
日本だと「苦手だったら避けてね」って言ってもらえるんですが、ラフに見えて意外とギリシャのマナーも厳しかったりするんですね。
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