ギリシャの新聞

昨日、竹(笹?)を抱えて歩いてる方を何人か見かけました。
もう、七夕なんだ。
毎年、職場で七夕飾りをしていたのですが、今年からはそれがなくなったので、うっかりしていました。
季節を彩る行事を仕事か、サザエさんでしか、意識できない日常になってしまったことが少し寂しい~。

洞爺湖サミットも七夕から開幕。
d0042214_0311230.jpgその七夕の夜、色々なところでライトダウンキャンペーンが繰り広げられるようです。
サミットをきっかけに地球温暖化防止のためにCO2排出を国全体で削減する取組だそう。
七夕の夜は星明りといきたい所ですが、天気予報はどうなっているかな。

ギリシャでも環境保護に関しては、様々な動きが出ています。
一般の方の日常生活ではまだそれほど取り組まれていない印象でしたが、政府、行政、マスコミの先導で、意識的にはかなり浸透しているようでした。

今年の4月、ギリシャは京都議定書に関する温室効果ガス排出量を測定するシステムに関して問題があり、排出量取引に参加する資格を停止されていたことが明らかになりました。

ギリシャから帰る飛行機でもらった新聞2紙に同じ全面広告が載っていました。
ギリシャ環境省によるもので、「京都議定書目標値達成のために皆さんもご協力ください」と言った内容かな、と日本人感覚で想像して読み始めました。

最初に京都議定書には、温室効果ガスの世界全体の排出量の77%を占めるアメリカ、ロシア、中国、インドが不参加なこと、ギリシャは0.2%の排出量しかないことを述べています。
ギリシャの人たちが京都議定書について良く知らないってことかな?

次に、ギリシャは1990年を基準値とした目標値を守っていること、それに対してイタリア、スペインは目標値を200%超えていること、
そして、2008-12年に向けて一貫した政策をとっていることを述べています。

ちょっと比較広告っぽいですね。

そして、過去の測定システムが不十分であったとの指摘を受けて、システムを更新したこと、有罪と言うことではない、と強調しています。
具体的にどんな間違いがあったのかには全く触れてないんだけど…。

ギリシャはもはやヨーロッパの厄介者ではない、その反対だ!!と、実績を述べた上で、最後には「気候変動に立ち向かう努力にあなたも協力してください」と結んでいます。
何も自分でそんな風に言わなくても良い気がしますが…。

そして協力してくださいの、項目はとっても基本的、一般的。
家電の電力を節約して、とか、リサイクルを推進しましょう、とか。
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最初、読んだ時は何だか言い訳がましいところがギリシャっぽいな、と思いました。
これを読んで、地球温暖化防止に立ち上がるのか?
自分を肯定するところから出発する誇り高き人々なんですね。
そのわりに自分を厄介者などと言うのは、実はユーモアだったりして…?

今回、日本のライトダウンに関して、環境省のキャンペーンサイトを見てみたら、これまた日本的だな、と思いました。
政府に便座の蓋を閉めることまで声を掛けてもらえる私たちってちょっと過保護?

とにかく、七夕の夜、静かにみんなで地球の熱が下がるようにお願いしませんか?
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