カテゴリ:身につけるもの( 70 )

今年は早い時期からマフラーを見かけましたね。薄着にマフラーを巻いて、街中を颯爽と歩いている姿を見かけると、私の背筋も伸びます。

ギリシャの習慣にβολτα(ヴォルタ 散歩)があります。
初めてクレタ島の村に行った時、子供達が「ヴォルタに行こう」と誘ってくれ、村のメインストリートを往復したり、畑に下って花を摘んだりして、この言葉を覚えました。
といっても私の思っている散歩とは微妙に違うのがこのヴォルタでした。

d0042214_072068.jpg村では1日の仕事が終わると女性は家にこもり、男性はおしゃべりと軽い一杯のためにカフェニオンに繰り出します。他に娯楽のない田舎のこと、十代後半の男の子もカフェニオンに顔を出します。
私がお世話になっていた家はこのカフェニオンをやっていました。
ある晩、店から外を見ていると、アドニスとマノリスが歩いてきます。店に来るのかと思っていると、通り過ぎて行きました。この先には、何もありません。隣の村まで行くのかな、と思っていたら、戻って来てまた店の前を通り過ぎて行きました。
しばらくして、彼らは店に入ってきました。
そう、これがヴォルタ、ある場所を行ったり来たりすることでした。

アテネの青少年は、1日中、ぐだぐだして夕方になるとめかしこんで出かけていきます。
この場合は男の子も女の子も。日本のようにどこかに入ってしゃべったりもしますが、ヴォルタに疲れてちょっと入る感じかもしれないですね。
ヴォルタが社交や出会いの場になっていることもあるようで、夜の広場に集うおしゃれをした人々の姿をテレビで見たことがあります。

にぎやかな場所ならともかく、端から端まで1㌔もなければ、外灯もない村の道を往復する彼らは、律儀なのか、頑ななのか、なんだか修行してるみたいに見えました。
今ではアドニスもマノリスも都会で就職しています。この前村に行った時、すごい勢いの車に轢かれそうになり、にらみつけたらマノリスが笑ってました。やれやれ、これも成長段階の一つ、とあの日の彼らの伸びた背中を思い出しました。

このマフラーはアテネの友人が私の母にプレゼントしてくれました。一度、外で失くしたのにちゃんと帰ってきた律儀な良い子です。
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 グラデーションがきれいで一目ぼれして買ったリングタイプのブレスレットなんですけど、使えないんです、これ。だってまとめ付けしないとグラデーションが出ないし、そんなにジャラジャラ着けるのはね?
 買ったときは小分けにして、中学生、高校生に配ろうと思ってたんです。ずっと幼児からこの世代相手の仕事をしてたので。
 で、ギリシャで子供の成長振りが気になってしまうんですよね。
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 ギリシャの女の子は中学生になるといきなり大人になっちゃうんです。小学生までは本当に子供らしく遊んでいたのに、中学生になって会うといきなり大人の挨拶です。
 「去年、会った時と変わったねー」と言うと「この前会ったのは随分前だから…」などとおっしゃいます。
 その子のお母さんと話していても、前は弟妹たちと横で騒いでたのに、傍らで腕を組んで頷いていたりします。もう大人だから子供っぽいことはやってられないわ、という感じ。
 でもね、「ちょっと出かけたいんだけど」とお母さんにちゃんと許可を求めて、「絶対にダメ」と言われると不満タラタラの顔をしながらお留守番しているのを見るとまだまだ素直だなって思います。
 以前は田舎の女の子はこの年頃になると学校以外は外に出なくなりました。小学生まではお使いに来たり、外で遊んだりしてるのに、1年後に村に行くとその子の家まで行かないと会えなかったりするんです。
 最近は村でも随分開けたと思うんですが、昔かたぎの友人は6歳の息子はお使いに出しても、10歳の娘は一人で出歩かせないんですよ。皆、顔見知りなのに。
 村の女の子は中々大変。でも「三従」の通りに見える状況の中でしっかり自分の主張を通す働き者の女性に育っていく姿は頼もしく見えます。
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あっという間に10月も飛んでいってしまいました。
何だかんだと気持ちを持っていかれることの多かった月でした。
このブローチをくれたアテネの友人の誕生日も10月でした。
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私にとってのギリシャは彼女自身と言っていいほど長いお付き合いで、誕生日もお互いに祝うこともなくなってしまったんですが…。
メールもしないし、最近は手紙もこないし、電話だって2回あっただけ。
いつも私の片思いみたいな気がしてるけど、ギリシャで会えば、言葉がなくても分かり合えるのが不思議。だからギリシャ語、上達しないんだな。

カメオとか貝のブローチは何故か、秋のものという気がします。
このブローチ、ずっと着てないプリーツスカートのワンピースなら合うかもしれないな。
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これは相当、昔に頂いたものですが、引き出しの奥底に眠っていました。
時計のバンド(ベルト?)みたいですね。
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私は腕時計を使いません。時間に縛られている気がするし、普段の生活だと時計ってどこかしらにあるから必要ないかなって。
(実は貰った高い腕時計を失くして以来、しない主義と公言しているという説もあります)

でも旅行に行く時は必要ですね。ギリシャでは腕時計をしていないので奇妙な大人に思われていたようです。それでもアラーム機能が欲しいので腕時計を使わず、もっぱら小さいアラームクロックを持ち歩いています。

まだギリシャ語を習いたての頃、モナスティラキの駅でおばさんに声を掛けられました。
多分、Εχετε την ωρα; (Do you have the time?) って言われたんだと記憶しています。
時間ありますか、と誘っているのではなく、単に何時ですかと訊いているので注意!!の言葉です。
さすがにおばさんだったのでナンパだとは思いませんでしたが、7㎝四方の目覚まし時計を取り出して時間を見るのは恥ずかしかったので、「Οχι (オーヒ) no」とだけ答えてしまいました。恥ずかしい。
するとおばさんは自分の腕を指して畳み掛けてきました。
「時計持ってないの? το ρολοι (ト ロロイ 時計)よ」
分かってるんです、でも、ないことにさせてください。
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前回、汚い画像だったのできれいなものを探してみました。
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この前の冬に行った時、買ったフォリフォリの指輪です。
今回は買うまい、と決めていたのに、帰りの空港でちょろっとショップを覗いてしまいました。
どうしても☆モチーフに負けてしまいます。

 ステンレススティール製
 サイズ不明
 未使用
 ☆型チャームは丸カン止めではなく、本体とチャームそれぞれダイレクトに付いている輪で繋がっているので丈夫


一応、売り場のお姉さんに訊いて見ました。
「ここのところ、壊れやすそうじゃない?」
「どうして!!全く問題ないわ」
そうなんです、普通は。
でも私の場合は身に付けていると、いつの間にか☆がなくなっていることに気づく日が来る気がします。と言うことで未使用。
普通の方は大丈夫なので、どなたか使いますか?
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一見、小銭入れ。広げるとお札も入る財布です。
d0042214_11554386.jpgたたんだサイズで5.5×7.5㎝、柔らかい皮で薄手です。
コインは少ししか入らないですね。お札も横に二つ折りしないとのサイズ。
プラカの皮のお店で買いました。そっちの方が高いのでは…?って思っちゃうような布製の巾着に入れてくれました。
7ユーロだったかな?柄のないものは6ユーロ。
ペインティング代1ユーロか。

ギリシャでご馳走になったとき、男性が上着の内ポケットから二つ折りにしたお札の束を出して払っていました。
それも輪ゴム止め。マネークリップなんかじゃないの。小銭はその辺のポケットから出てくるし。
その頃、私は札入れやカード入れがたくさん付いたお財布ってあまり好きじゃなくて、カードは別にして小銭入れにお札もたたんで入れてました。
で、このラフなスタイルが気に入ってしまい、それ以来、冬のギリシャでは小銭や当座のお金はポケットにダイレクトです。
いや、ちゃんとお財布も別に持ってますよ、今は。
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4日前、友人が思い出をたくさんぶら下げた(チャームのことです)ブレスレットを落とした、と言ってきました。
今日、「あった」と連絡が!!
私も大事なブレスレットをサイドブレーキの隙間に吸い込まれたことがあります。
3ヵ月後、車の点検の時に恐る恐るメカニックの方にお願いして再会できました。
友人の喜びが良く分かります。

こちらはギリシャの友人に頂いたプレートが繋がったタイプのブレスレット。
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この写真では分からないと思いますが、各プレートには、逆CとCが組み合わさったマークがこれでもかと刻んであります。これってあり?

このブレスレットをくれた友人は今、旦那さんの実家のあるイサキ島に行っています。
ニュースで地盤沈下のせいで海岸沿いの道路に亀裂が走っている写真を見ました。
クレタ島のイラクリオンにもこの現象が出ているとか。
酷暑、山火事、地震と自然の厳しさもギリシャの特徴の一つですね。
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しばらく前に砂糖の消費量に関する記事が新聞に載っていて興味を引かれました。
日本は先進国の中では低い数字だということでした。兼ねてより、料理にも砂糖を使う日本料理は珍しい存在ではないか、と考えておりましたので、ギリシャの数字と比べてみました。
日本が年間1人当たり消費量が19kgなのに対し、ギリシャは28.7kgと言う推定値が見つかりました。
ギリシャの友人を思い起こしてみました。私と同じようにお菓子作りなどしない彼女のキッチンで砂糖が使われるのはいつか…。
d0042214_0264068.jpgそうだ、コーヒーだ!!
ギリシャコーヒーには甘さによって段階があります。ブラック(スケートス)、中ぐらい(メットリオス)、甘いの(グリコス)
泡だったアイスコーヒー、フラッペでも砂糖はどのくらい?と訊かれます。リーゴ(少し)とかホーリスザッハリ(砂糖抜き)と言ってもかなり甘いのが出てきます。

うーん、何か数値的な記憶はないものか…。
そうだ、カフェでコーヒーを頼むと砂糖が2~3袋ついてきたっけ。
スティックシュガーってどのくらい入ってるか、ご存知ですか?細長いので3g。大き目のもので7gです。ギリシャのはどう見ても大きめサイズ。いや、もっと中身が詰まってるかも。
一緒だったギリシャ人は自分の分の砂糖をさっさと2袋入れ、私が「使う?」と差し出した袋も全部空けました。200ccのカプチーノに少なく見積もっても28gの砂糖が入ったわけです。
もはやこのカプチーノは飽和状態では…、一体どんな甘さなんだろう…、と見つめる私にお言葉が…。
「ダイエットしてるの?する必要ないでしょう」

は?ダイエットなんてしてないから…。ぎゃっ、そう言いながら人の二の腕を掴むのは止めて!!
分かりました、ダイエットします、でも私の脂肪は砂糖のせいじゃないから!!
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これはいつも私に服をくれるアテネの友人のおととしの夏のプレゼントです。いつもありがとう。どれも活用してますが、これだけはタグがついたままです。

毎日コーヒーを一杯飲んだとしても年間10kgの砂糖をコーヒーだけで消費する件のギリシャ人の健康も気になるところではありますが、日本人の中でも消費量の低いはずの私が二の腕すっきりでこのタグを外せる日が来るのかも気にかかります。
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今朝は早朝から日本VSドイツの試合があったそうで、周りには寝不足の人が多かったです。
私も昨晩はテレビで日本代表の特集を眺めてましたが、今朝が試合とは知らず力いっぱい寝てました。
普段、興味はありませんが、さすがにこれだけマスコミの露出が多いと嫌でも気にさせられますね。やっぱり自分と同じ国に所属する人たちが頑張っているのは応援したくなります。

教育基本法の問題もこういう時期だと賛成派が増えるのじゃないかと、ちょっと不安。
自分の国の文化、歴史に誇りを持てば、自然に自分の国にも誇りを持てるだろうから、そちらの教育を見直す方が大事なのでは、と私は考えているので。
音楽と言い、絵画と言い、邦楽、日本画は特別な感じで、西洋のものの方が一般的な基礎になっているのが現状ですよね。
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などと言いつつ、ギリシャ国旗のついたキーホルダー。ボールの部分が外れます。
たしか、オリンピック時期の限定商品でした。
この国旗が日の丸だったら買ったかと問われれば、首をひねってしまうのは愛国心の欠如?でも、ギリシャのお土産として買ったんだし。

そうそう、今日来たギリシャからのチェンメが「your japanese name」と言うものでした。アルファベットのそれぞれに、日本語っぽい子音がめちゃくちゃにあてられてて、自分の名前を置き換えてみると日本の名前になるというものです。
誰が考えたのやら…。こんな日本語はあり得ない!!と、反論メールを速攻送った日本文化を愛する私でした。
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またもやフォリフォリでございます。
いつも駆け足旅行で、κεντρό(ケンドロ センター)には立ち寄らないこともあったりして、中々、新しいショップなどには縁がないんです。

などと言い訳しつつ、フォリフォリのストールの2度目のご紹介でございます。
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素材はシルク、軽いのに暖かく包んでくれます。
荒く紡いだ糸の出す風合いはカジュアルな装いに、シルクの光沢はちょっとドレスアップした時に、とあらゆるシーンに活躍いたします。
ストールとして使用しないときは、ほこり避けとしてもご利用いただけます。

商品説明、終わり。
このストールは、カウンターのお姉さんの背後に、ブルー系パープル系ピンク系などなど、きれいにグラデーションを作って重ねて飾られていました。
「端から全部いただけるかしら」…言ってみたかったです。
迷いに迷って、選んだ2色(写真で違いが分かっていただけるでしょうか)。
残念ながら、たった2枚ではあのグラデーションは再現できませんでした。
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