カテゴリ:番外編( 26 )

今年の関東地方の夏は気温が低い日が多かったので、7月末になっての本格的な暑さ、こたえますね。
ただ、現在アテネの気温は36度だそうで、それよりは良いのか、と思うことにしましょう。

そんな暑さの中、この冬のネタで季節感がないものが残っていたのでご紹介。
帰国のためアテネ、エレフテリオス・ベニゼロス空港で、自分のフライトを探していた時の事。近くの入り口付近に黒くて怪しいバスが止まりました。降りてきたのもギリシャでは珍しいスーツの集団。何だ、と見るとアテネのサッカーチームΑΕΚ(www.aekfc.gr/ )のチームバスでした。
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一見怖い人に見えたのは選手たち。ギリシャ人たちは写真をねだっていました。

私はギリシャに限らず、サッカーには詳しくないのですが、調べてみました。ΑΕΚはアテネの中心から少し北の郊外に行ったネア・フィラデルフィアを本拠地とする1924年結成の伝統あるチームです。
1922年、ギリシャは希土戦争で敗退しました。トルコ国内には、エーゲ海沿岸地方を中心に多くのギリシャ人居住区、自治区が残されました。その後、ローザンヌ条約で現在の国境線が確定、またトルコ国内のギリシャ人、ギリシャ国内のトルコ人の大規模な住民交換が決定されました。この住民交換でトルコからアテネに多くが移り住んだのがネア・スミルニとネア・フィラデルフィアです。ネア・フィラデルフィアの公園にはそれを記念したモニュメントがあります。
ΑΕΚの本名はΑθλητική Ένωσης Κωνσταντινουπόλεως(コンスタンチヌーポリスのスポーツ選手同盟と言った意味でしょうか)と言います。ギリシャでは現在でもイスタンブールのことをコンスタンチヌーポリスと言い、略してポリと言います。
トルコから独立し、その後、第一次世界大戦で領土拡大したギリシャが再び領土を失うきっかけとなったのが希土戦争でした。その仕掛人の一人がエレフテリオス・ベニゼロスです。その名を冠した空港で、その戦争をきっかけに生まれたサッカーチームに出会ったこと、ギリシャの歴史が古代だけではないことを改めて感じさせる邂逅でした。

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さっきアテネ中心部にも少し雪が降ったみたいです。
寒いのかな。
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職場の引越しで気づけば4時。
昼ごはん代わりに、ただいま、70円のBKサンデーを食べていると
背後からδυο, τρειςとお岩さんのような声が…。
振り向けばそこに3人のギリシャ人。
こんなところでギリシャ語を話す日本人に遭遇して驚いてましたが
こちらもびっくりでしたわ。
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続けざまの更新です^^

不景気の日本ですが、あちこちでクリスマスのイルミネーションが
点灯されて、ちょっと気分が高揚します。
アテネでも今日からクリスマスのお祝いイベントが始まっているようです。
来週末からはザッピオンや国立庭園でもイベントが行われる予定。

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ちょっと気になるのは昨日見たニュースのごみ収集のストライキ。
シンタグマ広場やコロナキなどアテネの中心地が
ゴミだらけになってる様子が映っていました。

ま、これはいつものことで最終的には間に合うのがギリシャです。

写真は2006年のシンタグマ広場。
シンタグマでのイベントがレポートされてないってことは
昨年末の暴動の影響でで今年は控えめになるのかなぁ。
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さて、鳩山内閣も発足して2週間を経ました。
今後の展開はどうなるか、民主党の政策では取られる一方になりそうでびくびくしている私でございます。

ところでギリシャでも今週末の4日、総選挙です。
前回は2007年9月、つまり4年の満了を迎えずに解散総選挙に雪崩れ込んだんですね。

前回は、政治家絡みのスキャンダルが目白押しだったのに加え、
直前の8月、オリンピア周辺を中心に山火事が相次ぎ、その対応などを巡り
与党ネア・ディモクラティアは劣勢、2大政党の片方、PASOKの優勢が伝えられていました。
しかし、最後の2週間で、ネア・ディモクラティアが巻き返し、3度続けて政権を執ることになりました。
山火事のこともあって日本でも珍しく選挙前の様子の報道がありました。
私はちょうどこの時期にギリシャに行っており(阿部首相が突然辞任した頃です)
選挙権もないのに興奮して選挙の話ばかりしてました。
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昨日、こちらに書いた友人に戦況を聞くべく電話しました。
彼は前回、ネア・ディモクラティアの選挙活動ボランティアをしていたので
-今回もしてるの?と聞くと
-ちょっとだけ とのことでした。
ちょっとだけ、の詳細は良く分かりませんが
-今回も勝ちそう?
-そうはいかないと思う と弱気な発言。
もっとも彼は前回もネア・ディモクラティアが圧勝するとは思ってなかったので
当てにはなりません。

Για να δουμε!!!
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新アクロポリス美術館が夏至の日にオープンしたとsalasaさんはじめ、
ギリシャ好きの皆さまの話題になっています。
私も遅ればせながら…昨年、正式オープン前に行った時の写真をアップします
地下鉄アクロポリス駅を降りてすぐ左
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これはまぶしい(同じ敷地内にある煉瓦の渋い建物は事務局)
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ロビーではアクロポリスのビデオが流れてました。この椅子、可愛い!!
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この時はまだ展示はこれだけ(まだ入場無料でした)
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そしてこれは…
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いわゆるトイレですね。なぜ、こんなところを撮ったかと言うと…よーく見ていただくと、トイレットペーパーが花柄♪
こんなこだわりに気合を感じました。
さらに写真ではお伝えできないのですが、自動フラッシュシステムのセンサーがとても敏感で、この写真を撮ってる間に、何回フラッシュしたことか^^
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唐突ですが、アテネの中心、シンタグマ広場からトラムに乗ると30分ほどで海岸線に出ます。時間がかかるけど、眺めは良いし、バスより簡単。
市街から海沿いのポシドノス通りにぶつかったところの駅がEDEM。
ここからピレウス方面行きとグリファダ行きに別れます。路線図リンクしておきますね。
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この写真はグリファダ方面に向って2つ目の駅、アリモス・マリーナ(マリーナ・アリムー)と言うヨットハーバーです。
小型船舶がぎっしり並んでいる様子、私には海の駐輪場みたいに思えました!!!

この近くに、友人の家があります。
昨年12月9日、この住所に宛ててクリスマスプレゼントを送りました。
その時、窓口で、親切な係りの方が「クリスマスには間に合わないようですよ」って教えてくれました。
ギリシャのクリスマスシーズンは1月6日まで続くし、別にいいかな、と思ってお願いしたんですが、後からしまった!!

友人は、長期休暇になると田舎に行ってしまいます。
その上、この家は仕事の時に主に使っている家でした。
本当の家はちょっと分かりにくいところにあって、郵便配達の人が他の家に届けてしまう恐れがあるという事で、こちらの住所をつかっています。
12月20日頃から1月6日までは、この家には来ないかもしれない。
でも、最近はギリシャでも、不在配達表を入れて持ち帰るシステムになってることを過去の経験で学んでいたので、送ったことだけメールしとけばいいかぁ、と思い直しました。
以前書いたようにクレタ島の友人は、到着後、2ヶ月近く経ってから、私の送った小包を受け取ってたので、そこはそれギリシャだから、と高をくくってたわけですよ。

と、一昨日、友人からメールが…。
1月16日に郵便局に行ったら、もう送り返した、と言われた、と。
何と!!!今まで送った小包、本人に届かなかったことは何度かあっても、私の元に返ってきたことはありません。手紙は何通か返って来たけど。
d0042214_23153783.jpg本当に、送り返したんだろうねぇ、と疑ってたら、昨日返って来ました。
ギリシャまで旅して、約2週間、アテネで過ごしてくたびれた小包…。
ギリシャの郵便局も、ちゃんと仕事するようになったじゃん、と悔し紛れにつぶやいてみたり。

でも11月にクレタ島に送った小包は、1月6日の段階で友達は取りに行ってなかったのに、私の元にも帰って来てないんですけどねぇ。
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厳しい暑さが続いていますが、如何お過ごしですか?
子供の頃から慣れ親しんだ蝉時雨、今年は一段と勢いを増している気がします。
夏にギリシャのギリシャを訪ねた時、蝉の声を聞いたことがあったか、ふと考えてしまいました。
ギリシャの自然は過酷で、良い季節、カロケイリと夏が呼ばれるようになったのは、歴史の上では古代ギリシャ時代以降と学びました。
紀元前の南部ギリシャでは、北部から木材を輸入していた記録があるそうです。
今年も大規模な山火事が頻発して生態系を心配する声も聞きましたが、古代より気候的に宿命付けられている問題なのですね。
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「夏は緑がいっぱいになってそれはきれいなんだから、夏に来てごらん」初めてギリシャを訪ねた冬に何人かから聞かされた言葉。
写真は夏のクレタ島の山あいの村の夕暮れです。何とも寂しい緑に見えるのは私だけでしょうか…?
村で小さな友人が蝉を見せてくれたことがあります。ギリシャで蝉を間近に見たのはあの時だけかもしれません。

北フランスのご家庭を訪ねた時のこと、年配の女性が箪笥から大切そうに小さな箱を出してくれました。
「見てちょうだい」誇らしげに開けた箱の中には、蝉のミイラが…。
よくよく考えれば、彼女にとっては南仏で過ごした大切な思い出の品だったのでしょう。
蝉時雨が当たり前の国に生きている私はもしかしたらとても恵まれているのかも知れません。
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大分、ものからそれる日々が続いておりますが…。
アテネの南東海岸線に世界最大のミトロポリティコ公園の建設予定が発表されました。
旧エリニコ空港跡地とアギオス・コズマス地区を結びつけて全ての老若男女の緑豊かなスポーツ、文化、休養、環境教育の場となる、らしいです。(ギリシャ語記事の拾い読みなのですみません)着工予定は2009年?
いつものように私の勘違いでなければ、旧エリニコ空港跡地は04オリンピックの際、野球などのエリニコ会場として利用されましたよね?
その時点で既にこの会場は、オリンピック後は公園として使用されるため、球場などは全て壊されることを聞いた記憶が…。
オリンピックメイン会場のオリンピック公園のような人工的な噴水の多い計画図も見たような気がします。
きっとここまでこぎつけるには色々な裏があったのだろう、とつい余計な推測。まだこれから公園建設に関する組織作りがあるらしく、さらに余計な推測。
セントラル・パーク、ハイドパークを引き合いに出している辺り、やる気満々ですが…。
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昨年の冬、アクロポリスからエーゲ海が良く見えました。
このもっと左側にこの公園は出来る予定。これがアテネの街並みです。
アテネには緑がない、日本にはたくさん公園があるだろう、と言っていた友人の顔が思い浮かびます。
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7月20日まで大学の試験を受けていた友人、終わったその足でドデカニサ諸島へ吹っ飛んでいってしまいました。
うらやましいこと!!!
ドデカニサ諸島はエーゲ海南東、トルコ沿岸に並ぶ島々です。
ドデカとはギリシャ語で12のこと、ニサはニシー(島)の複数形が変化したものかな?
我が友人は昨年夏はドデカニサのパトモス島とコス島に行きましたが、今年はコスとニシロス島だそうです。
うらやましいこと!!!!
ドデカニサ諸島で有名なのはロードス島。十字軍の遠征の際に基地になったりしてビザンチンの香が残るところのようです。
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写真は多分コス島。
ご存知の方、違っていたらお知らせください。説明なしに写真が送られてくるもので…。
コス島は医療の神様アスクレピオスの神殿があり、「医学の父」ヒポクラテスの出身地で有名だそうです。

ギリシャ、只今、熱波が再来していて本土では40度越えになっているようです。
が、南エーゲ海のロードス島、クレタ島辺りは35度前後と平年並み。
ギリシャのラジオのキャスターも「上着がいるわね」と冗談を言ってうらやましがっています。
山火事も続発しているギリシャ、帽子とサングラスは必携、水分もたくさん摂る様に、と地元の人々にも警告が出ています。
ご旅行にいらっしゃるうらやましい方々もしっかりご用意なさってください。
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