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空も高くなり、陽の落ちるのも早くなりました
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先週末のパロス島
ギリシャの空も秋ですね

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物持ちが良い私は先日ようやく残っていた袋麺を食べました。時間が経ってしまったせいなのか、物珍しさが失せたせいなのか、何とも美味しくなかったです!! 麺にコシも張りもないんです。油で揚げてないのかな。日本のノンフライ麺は美味しいですよね。
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ここのところ、タイのインスタント麺を食べる機会が多く、米粉のヌードルの切れがいいようでいてもちっとした感じがお気に入りでした。韓国のインスタント麺の麺はぬるっとした感じがしましたが、スープの辛さのからみ具合がいい感じがします。
このインスタント麺はギリシャ製ではなく、中国製です。たまたまギリシャで売られていたのがこれだっただけなので、他の中国のインスタント麺も味わって見たいものです。
と言いつつ、このカップ麺にはいまだ挑戦できず。

今回、どこもギリシャじゃないですね。では無理やり。
かつて、ギリシャの友人に日本のカップ麺を食べてもらいました。
麺とスープを一緒にすするのはかなり高度な技らしく、麺のみをお皿にとって、パスタのように箸で巻き上げ、麺を高く上げて下から食べていました。
美味しい!!と言ってくれたけど、本当に美味しさが伝わったのか不安です。

箸のことを私のギリシャの友人はξυλο(クシーロ 木の枝 棒などの意味)と言います。
アテネでもスシが普及しつつある昨今、他に表現はあるのでしょうか?
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こちらは今年の入場券たちです。デルフィ、デロス、国立考古学博物館。ホログラムも使われて、進化してますね。
雑なちぎり方も味があると言えなくもない?
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さて、十数年前の冬、デルフィの遺跡で深い感銘を受けた一人の日本人のその後の話です。
帰りのバスを待っていると、老婦人が話しかけてきました。「ギリシャに来たらね、デルフィとオリンピアは必ず見なくてはダメよ。すべてがそこにあるのよ」
バスに乗り込み、かすかに見えるコリントス湾を眺めながら、日本人はしばし聖域の余韻に浸っていました。浸りすぎたのか、いつの間にか眠り込んでいました。

何かの気配にふと目を覚ますと、となりには巨大なギリシャ人が座っています。
やだなぁ、この狭いのにでかいのが。混んできたのかぁ。まだ半分、眠りの中にいた日本人はそう思ったものの大人しくしていました。
ところがだんだんそのギリシャ人の肘が当たってくるのです。
この!!こっちに寄るなよ、と身体を動かすのですが、肘鉄攻撃は止みません。
もう、どっか空いてないのかな、と後ろを振り向くと座席はがら空き!!
何と!! 何かの意図があってこいつはここに座っているのだと認識するまでにしばらくかかったものの、日本人は荷物をしっかりと抱えなおしました。
更に数十秒、日本人は勇気を出して立ち上がりました。
私は移動する、と目で、巨大ギリシャ人に示すと、坐ったまま、目でどうぞとの返事。
エコノミークラスの通路側をお相撲さんに塞がれているような状況なのに、通れるわけないじゃないか!!ついに日本人は「Stand up!!」と声を発しました。

後方に移動して貴重品の無事を確認していると、周りの女性たちが覗き込んでくるのです。
珍しがられてる?とどんどん被害者意識にはまってきそうな時、斜め後ろのギリシャ人女性が声をかけて来ました。
「大丈夫?何かされた?彼、私には触ってきたのよ!!あなたも触られた?」
触られた?あの肘鉄のこと?
事態を把握するまでにまた若干のタイムラグがあったものの、日本人はようやく彼女の言っていることが分かりました。「あの人、痴漢なの!?」

そのあと、件の巨大ギリシャ男はその席から移動することはありませんでした。
しばらくは日本人だからなめられてる?と怒りに燃えた私でしたが、ギリシャ女性が仲間として扱ってくれたことで落ち着くことが出来ました。
同性のありがたさと日本の満員電車の恐ろしさをあらためて認識。
本当にすべてがあるのかは分かりませんが、色々、見聞できたデルフィ行きでした。
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大昔、デルフィに行った時のバスの切符と入場券です。年代は価格から推して知るべし。
頃は2月、デルフィから更にパルナッソス山の高みを目指してスキーを積んだ車が通り過ぎるような土曜日でした。
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朝一番のバスに乗り、午後一番のバスでの強行軍で見学できた時間は1時間半ほど。理由はこちら
そんな短時間では遺跡すべてを見ることは出来ないので、ターゲットを絞りました。
絶対に見たかったのはデルフィ博物館。大地のへそ・オンファロスから始まって、ダンサーたちの円柱、フリーズの一つ一つに目が吸い寄せられていきました。
アクロポリスなどの巨大神殿を見ると私は、神を祀るために最先端、最高の技術、粋を極めたと言う圧倒的な美しさを感じます。
ここやケラミコスでは、等身大の、祈りを持って集った人々が主役という温かみが伝わる気がしました。

「いかん、どうしてもあれだけは見なくては!!!!」
d0042214_2352665.jpgあっという間に時間が経ってしまい、慌てて探したのは、あの御者像。三島由紀夫に「すぐれた音楽を目から聞くかのような感動を与える」と書かせた青年像です。
こういう時、期待が大きすぎて実物に「…」ということもよくありますが、この像には実物を見なくては伝わらない厚みがありました。
私の見た音楽はその全身のバランスの作り出すリズムに乗って奏でられていました。
澄んだ瞳が真直ぐに見据える先を、同じ向きに立って見ていたい、そんな気分にさせられました。
あれからデルフィへ足を延ばす機会がありませんが、彼はあの奥まった部屋で今も前を見ているのでしょうね。

実はこの帰りのバスでの事件を書きたかったのですが、あの感動を思い出してしまったのでそちらはまた後日。
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d0042214_053348.jpg百円均一と言うの登録商標ではないですよね?
正確に言うと1ユーロとか1.5ユーロ、2ユーロなどの均一定価なので百円ではないんですが、ギリシャにもありました。
アテネでは見かけたことがないのですが、イラクリオンでは2002年にはカロケリヌー通りで2軒を確認。新年だったので品揃えは確認できず。
2006年には1866通りで2軒を確認。1軒は日本の百均に似た品揃え、もう1軒で購入した品物が今回の商品です。
d0042214_062975.jpgここは1.5ユーロショップですが、バッグ、アクセサリー、下着などが多く女性客がたくさんいました。

こうした製品はやはり人件費の安い国で生産されているんでしょうね。ギリシャ製もあるのかもしれませんが、屋台などで売っている安いクリスマス飾りを見たときにmade in xxxxxと言う文字を良く見かけたので輸入物が多いのではと推測しています。
友人は家具の店を2軒やっていますが、イタリア、トルコ、イスラエルなどから仕入れていると言っていました。1軒は高級家具、もう1軒はリーズナブルな価格のものという設定だそうです。
以前は東アジア、東南アジアからの仕入れもしていましたが、品質に問題があり、止めたそうです。

もしドラクマ時代にこういう百均があったとしたら100ドラクマショップ=35円ショップという価格設定だったかもしれません。
現在は1ユーロショップ=150円ショップです。
これはギリシャが豊かになったということなんでしょうか?

d0042214_064967.jpg一方で、日本もこの人件費が安く、製品を輸出する側だった時代があります。そこで培った技術力が日本の経済発展の原動力となりました。
同様に現在の世界の工場も次の世界の経済の中心地になる可能性があります。
そうなれば次の低コストの生産地へと資本は移っていくのでしょうね。

私には経済活動の大きな流れは良く分かりませんが、自分自身も含めて安いことに価値をおく日本の消費社会に疲れています。
安いということに価値を見出して旅をする人を見ることがあります。
物価が高くても安くてもギリシャは行きたい国であり、日本もそういう国であってほしいと思います。
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有名なソプラノ歌手だったマリア・カラスの切手2種です。
d0042214_2321383.jpgこれはオペラの衣装を身に着けた彼女の姿です。多分、彼女が得意とした「ノルマ」と言うオペラのものではないかと思います。
私は、彼女のことはギリシャ人のソプラノ歌手としてしか知りませんでしたが、彼女はニューヨーク生まれだったそうです。と言っても彼女の両親は8月にアメリカに渡り、同じ年の12月に彼女が生まれたので生を受けたのはギリシャと言えますね。
13歳で両親の離婚に伴い、母とギリシャに戻って本格的な音楽の勉強を始めたそうです。

d0042214_2331976.jpgこの切手の横には英語でのサインが入っています。
ギリシャ語ではカラスはΚΑΛΛΑΣとつづりますが、英語ではCALLASとCで始まるんですね。
本名はΚαλογεροπουλου(カロゲロプールー)だったんですが、アメリカで父親が薬屋を始める時にカラスに改名したそうです。確かにこれじゃ、覚えにくいですものね。
CDで聴いた彼女の声は、私の想像していたものとはちょっと違っていました。
抜きんでた表現力が高く評価されているマリア・カラスなので、舞台でこそ、その真価が伝わるのかも知れません。

ギリシャ人男性が「僕の一番好きなオペラは蝶々夫人だ」と話しかけてきました。
私は一番好きなオペラを語れるほどオペラを見ていないし、「蝶々夫人」は音楽的なことは別として、その背景や人物像が好きではなかったのでこの話題にはのれませんでした。
(その上、以前も書いたように、私は生き物「蝶々」が大嫌いです)
日本人に対するリップサービスだとも思ったんですが、そのこと自体ステレオタイプな捉え方だと思い、そっちの方に話を持っていって反論してしまいました。
今思うと、会話のための話題に過ぎなかったのに大人気ない。
ショスターコーヴィチの「マクベス夫人」の舞台装置が良かったとでも言っとくんだった。
いっそ「ある晴れた日に」でも歌い出だせば良かったかな。

9月16日はマリア・カラスの命日です。
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前回、汚い画像だったのできれいなものを探してみました。
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この前の冬に行った時、買ったフォリフォリの指輪です。
今回は買うまい、と決めていたのに、帰りの空港でちょろっとショップを覗いてしまいました。
どうしても☆モチーフに負けてしまいます。

 ステンレススティール製
 サイズ不明
 未使用
 ☆型チャームは丸カン止めではなく、本体とチャームそれぞれダイレクトに付いている輪で繋がっているので丈夫


一応、売り場のお姉さんに訊いて見ました。
「ここのところ、壊れやすそうじゃない?」
「どうして!!全く問題ないわ」
そうなんです、普通は。
でも私の場合は身に付けていると、いつの間にか☆がなくなっていることに気づく日が来る気がします。と言うことで未使用。
普通の方は大丈夫なので、どなたか使いますか?
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本当に汚い写真ですみません。お見せするようなものではないんですが、でも、載せちゃいます。
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これは1998年1月購入のものです。まだ日本では(発売されてたらしいけど)知られていなくて、これは面白いとスーパーで買い込みました。
当時、ギリシャの子供にも大ブレークで、まだ小さかった友達の息子は次々に開けて中身だけ出しチョコは冷蔵庫にほっぽりっぱなし。
どこの国でも同じ現象が起きるんですね。
キンダーサプライズと言うのがもともとの名前のようですが、各国の販売担当会社が生産するようですべてギリシャ語で書かれています。ΕΚΠΛΗΞΗ(エクプリクシ)と言うのがギリシャ語で、びっくり、驚きの意味です。
中身は全く覚えていないんですが、友達の子供が車を組み立てていたのがそうだったのかな。
かなりちゃちいものでした。
日本でのヒットは、1年以上あとだったと思いますが、中身はずっと高品質でしたね。

日本では「たまごっち」の第1次ブームが勢い良くトーンダウンした後だったんですが、このギリシャのスーパーでは「らくらくダイノくん」と言うデジペットが日本語バージョンそのままで売られてていました。
「たまごっち」を買えなかった友達が、ダイノくんを買って、私に世話を押し付けていたのが前年の冬。
まだ1年経っていないこの時、すでに「懐かしい!!」と思いましたが、日本と同じ値段だったので買うのを止めました。誰かギリシャの人が買ってくれたかな?

こういう流行りものの移り変わりって、すごーく年月を実感させられます。
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ギリシャのお土産で一番人気のあった陶製の置物です。
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人気のポイントはギリシャっぽいこととどこにでも置ける小ささかな?
これは高さ4cmぐらい、真っ白い家バージョンは3cmぐらいだったと思います。
以前はどこのお土産物やさんにもあったのに今は探しても見つかりません。
人気者だけに手元にも残ってなくて、残念に思ってました。
先日、同僚の車に乗せてもらったら、この子がいました。
「これってもしかして?」と言うことで取り返そうと思いましたが、とりあえず写真を撮らせてもらいました。
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後姿が何ともかわいいと思ってるんですけど、いかがでしょう。
白い家をお持ちの方、ご連絡ください。取りに、撮りに行きます。

バスケットボールの世界選手権、ギリシャチームが決勝進出。
さっきからラジオではヤナキス監督のインタビューやらコスタスさん(特派員?)の日本からのレポートやら盛り上がっています。
クィーンの「WE ARE THE CHAMPIONS」が流れ、もはや金メダル気分?
対戦相手はスペインに決定して、かなり熱い戦いになりそうです。
観客席の方の騒ぎも面白そう&暑苦しそう。
どっちの国に風が吹くか、風車も待っていることでしょう。
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