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その8まで来たギリシャの切手です。右側の切手はイソップ寓話のライオンの皮を着たロバの図だと思いますが、今回はイソップが主題ではありません。
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以前、ギリシャでは良くストライキがありました。最近は減っているようですが、この前も学校の先生のストライキがかなりの期間続いて働く主婦が困っていました。
ギリシャの郵便局もストライキをしたんですよ。初めてギリシャに行った時、友達に到着予定を書いた手紙がストライキのせいで私の訪問した3週間後に届きました。おかげで友達に会うのに大変な苦労をさせられました。
この切手はギリシャの郵便局のストライキ中に出されたので、消印がないんです。多分、外国宛の郵便だったので配達されたんでしょうが、ギリシャ国内の郵便だったら、届いていなかったかもしれません。
消印の代わりに日本の郵便局の方だと思いますが、ぐりぐりっと〒マークを書いてくださいました。

ギリシャ語でストライキはαπεργια(アペルギア)です。
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今年は早い時期からマフラーを見かけましたね。薄着にマフラーを巻いて、街中を颯爽と歩いている姿を見かけると、私の背筋も伸びます。

ギリシャの習慣にβολτα(ヴォルタ 散歩)があります。
初めてクレタ島の村に行った時、子供達が「ヴォルタに行こう」と誘ってくれ、村のメインストリートを往復したり、畑に下って花を摘んだりして、この言葉を覚えました。
といっても私の思っている散歩とは微妙に違うのがこのヴォルタでした。

d0042214_072068.jpg村では1日の仕事が終わると女性は家にこもり、男性はおしゃべりと軽い一杯のためにカフェニオンに繰り出します。他に娯楽のない田舎のこと、十代後半の男の子もカフェニオンに顔を出します。
私がお世話になっていた家はこのカフェニオンをやっていました。
ある晩、店から外を見ていると、アドニスとマノリスが歩いてきます。店に来るのかと思っていると、通り過ぎて行きました。この先には、何もありません。隣の村まで行くのかな、と思っていたら、戻って来てまた店の前を通り過ぎて行きました。
しばらくして、彼らは店に入ってきました。
そう、これがヴォルタ、ある場所を行ったり来たりすることでした。

アテネの青少年は、1日中、ぐだぐだして夕方になるとめかしこんで出かけていきます。
この場合は男の子も女の子も。日本のようにどこかに入ってしゃべったりもしますが、ヴォルタに疲れてちょっと入る感じかもしれないですね。
ヴォルタが社交や出会いの場になっていることもあるようで、夜の広場に集うおしゃれをした人々の姿をテレビで見たことがあります。

にぎやかな場所ならともかく、端から端まで1㌔もなければ、外灯もない村の道を往復する彼らは、律儀なのか、頑ななのか、なんだか修行してるみたいに見えました。
今ではアドニスもマノリスも都会で就職しています。この前村に行った時、すごい勢いの車に轢かれそうになり、にらみつけたらマノリスが笑ってました。やれやれ、これも成長段階の一つ、とあの日の彼らの伸びた背中を思い出しました。

このマフラーはアテネの友人が私の母にプレゼントしてくれました。一度、外で失くしたのにちゃんと帰ってきた律儀な良い子です。
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d0042214_2337923.jpg何だかとっくに写真を載せた気がするんですけど、ないみたいなので書いちゃいます。
アテネに行ったことのある方ならほぼ目にしたことがあると思うアテネマップです。
初代は初めてギリシャに行く時に友人が自分のオフィスをマークして送ってくれましたが、すでにボロボロ。
これは何年か前にアテネに行かれた方がお土産にくださった2代目です。

学生の頃、やりませんでした?地図帳で地名探し。もう私これが好きで良くやってたんですけど、地理の授業がなくなったらできなくなったので、家で妹にやらせました。おかげで地理嫌いになった妹は、私がアテネにいる時に「アテネってイタリアだっけ?」と手紙を書いてきました。お気の毒に。

いまだに地図で場所を探すのがすきなんです。
ヨーロッパの街ってどんな通りにも名前がついてますね。
アテネの街もそうで、何かの住所を見ると地図で確認せずにはいられないんです。google mapで友達の家を探したり(ストーカー!?)してるとあっという間に時間が経ってしまいます。
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マッピングされたオフィスには何度か遊びに行きました。
オモニア広場から、ピレオス通りに入ってソクラテス通りを曲がり、ソフォクレス通りを行って、ビルの間を抜けると小さな広場に出ます。その広場には、出てきちゃったよ、って感じで、遺跡が無造作に金網で囲まれています。
うーん、ソクラテスにソフォクレス、大事にされてなさそうな遺跡、いかにもアテネっぽい。
問屋さんらしい体裁の良くない店が並んでいるソフォクレス通りを、現代のアテネの匂いをいっぱいに吸いながらそんなことを考えて歩いたものです。
良かったら、探して見てください。
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かなり古いチケットで申し訳ありません。現在の情報はこちらでご確認を。
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私としては一押しの博物館ですが、なかなか再訪する機会がありません。
改築も行われたようなので、更に展示が充実しているだろうと期待しています
ベネチア時代、トルコ時代、独立戦争、第2次世界大戦と近代ギリシャの歴史の流れを展示してあります。クレタ島の生活の歴史もまじえて、エル・グレコ、ニコス・カザンツァキス等のクレタ出身の著名人関連の展示も豊富です。
第2次世界大戦時のギリシャ首相、ツデロスの書斎もあります。私はこれをヴェニゼロスのものと勘違いしていました。
ヴェニゼロス、エル・グレコなどについてはlemonodasosさんの「日刊ギリシャ 檸檬の森」で紹介されているのでご参照ください。

ここより先、まったく歴史と関係なし
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先週の日曜日、アテネ・クラシック・マラソンが開催されてたんですね~。
kiyomulanさんが紹介してくださっていたのは読んでいたんですが、あまり気にしていませんでした。
d0042214_23375139.jpgそしたらアテネの友人の一人が10kmロードレースに参加してたんですよ。
今日、写真を送ってくれたので紹介してしまいます。といっても足元だけですが…。
下の文字の横にタイムが入ってるんですよ。公式写真なのかな。
フルマラソンは日本の大串千佳子選手が優勝されてたんですね。
ちっとも知らなかった。
kiyomulanさんが書かれているように、コース条件が厳しい上、天候も良すぎたみたいで、タイムは全体的に低調でした。
でも42キロ、2時間以上もあのスピードで走りっぱなし、ってものすごいことですよね。
我が友は初ロードレースで10km完走できたことに感動しきり。もともとスポーツ好きなので、はまりそうです。
私も一度は挑戦してみたいけど…。
来年は11月4日だそうです。まだトレーニングの時間は十分にありそうですが…。
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 グラデーションがきれいで一目ぼれして買ったリングタイプのブレスレットなんですけど、使えないんです、これ。だってまとめ付けしないとグラデーションが出ないし、そんなにジャラジャラ着けるのはね?
 買ったときは小分けにして、中学生、高校生に配ろうと思ってたんです。ずっと幼児からこの世代相手の仕事をしてたので。
 で、ギリシャで子供の成長振りが気になってしまうんですよね。
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 ギリシャの女の子は中学生になるといきなり大人になっちゃうんです。小学生までは本当に子供らしく遊んでいたのに、中学生になって会うといきなり大人の挨拶です。
 「去年、会った時と変わったねー」と言うと「この前会ったのは随分前だから…」などとおっしゃいます。
 その子のお母さんと話していても、前は弟妹たちと横で騒いでたのに、傍らで腕を組んで頷いていたりします。もう大人だから子供っぽいことはやってられないわ、という感じ。
 でもね、「ちょっと出かけたいんだけど」とお母さんにちゃんと許可を求めて、「絶対にダメ」と言われると不満タラタラの顔をしながらお留守番しているのを見るとまだまだ素直だなって思います。
 以前は田舎の女の子はこの年頃になると学校以外は外に出なくなりました。小学生まではお使いに来たり、外で遊んだりしてるのに、1年後に村に行くとその子の家まで行かないと会えなかったりするんです。
 最近は村でも随分開けたと思うんですが、昔かたぎの友人は6歳の息子はお使いに出しても、10歳の娘は一人で出歩かせないんですよ。皆、顔見知りなのに。
 村の女の子は中々大変。でも「三従」の通りに見える状況の中でしっかり自分の主張を通す働き者の女性に育っていく姿は頼もしく見えます。
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 今年始めにギリシャに行ったときに買った雑誌です。決してSakis Rouvasの表紙につられたわけでも、おまけ(BEAUTEのみが本体であとは全ておまけ)につられたわけでもありませんからね!!
 オモニア駅の構内で買ったのですが、たまたま種類が少なくて選択の余地がなかったんですよ。
 そう言えば、あそこには結構ペーパーバックも売ってましたっけ?d0042214_23472049.jpg
 ギリシャでは雑誌はペリプテロと言う街中キオスクや煙草屋さんなどで新聞と同じ扱いで流通してるようです。
 ギリシャの本屋さんは数回しか入ったことがなく、雑誌があったかは覚えてないんです。日本では活字中毒気味ですが、旅先ではなくても大丈夫なんです。目の前に展開するたくさんの生の情報で処理能力が追いつかなくなるのかもしれませんね。
 そんなモードに切り替わるせいで本屋さんを感知するアンテナが働かなくなるのか、本屋さん自体を見かけないんです。アテネの中心地では大きな書店を思い出せますが、友人の家の近所やイラクリオンとなると全く記憶にございません。
 アテネの本屋さんの思い出と言えば、辞書を買ったときにあまりにひどい装丁なので「他にないの?」と聞いたら「ない!!」と言い切られたこと、仕方なくその辞書を買って出ようとしたら平積みになってたペーパーバックの1つが三島由紀夫のものだったこと&タイトルが読めなかったことぐらいでしょうか。
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あっという間に10月も飛んでいってしまいました。
何だかんだと気持ちを持っていかれることの多かった月でした。
このブローチをくれたアテネの友人の誕生日も10月でした。
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私にとってのギリシャは彼女自身と言っていいほど長いお付き合いで、誕生日もお互いに祝うこともなくなってしまったんですが…。
メールもしないし、最近は手紙もこないし、電話だって2回あっただけ。
いつも私の片思いみたいな気がしてるけど、ギリシャで会えば、言葉がなくても分かり合えるのが不思議。だからギリシャ語、上達しないんだな。

カメオとか貝のブローチは何故か、秋のものという気がします。
このブローチ、ずっと着てないプリーツスカートのワンピースなら合うかもしれないな。
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