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パソコンのキーボードの件で写真を送ったと書きましたよね。
大抵、1週間ぐらいで着くはずなんですけどね。
私の記録に間違いがなければ、10月12日に出したんですよ。
でも昨日、電話したとき「まだ来てないよ」。
がーん!!!!
「飛行機じゃなくて船に乗っちゃったんじゃないの???そのうち来るわよ」ってさすがギリシャ人。
1週間ぐらい遅れても普通なのね。
ギリシャの郵便事情に関しては、とことん信用してない私ですが、今回は民営化した直後の日本の郵便も不安だなぁ。
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9月のギリシャ行きの話も残すところわずかとなりましたが、ちょっとまたもとに戻って「もの」です。
第2次世界大戦の終結から50年経った時の切手です。
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今日、用事があってギリシャに電話したら、最後の挨拶が「χρονια πολλα フローニャポッラー」でした。
今日はギリシャのナショナルホリデー「オーヒデー」なんです。
第2次世界大戦中、イタリアにNO(オーヒ οχι)とギリシャが要求を突っぱねた日(年々、説明が雑になりすみません)です。

ここのところ、故あってチェコに関する本を読んでいたのですが、その中に「プラハは忘れない」と言う子供向けの歴史の本もありました。
生存者が語ってくれた生々しい記憶を取材し、まとめたものです。
その中に、ある村で起きた悲惨な事件が物語られています。
1件1件、ドイツ軍が家を訪ね、15才以上の男性とそれ以外の女性と子供を別々の場所に集め、男性を次々に処刑し、残った女性、子供達を収容所に送る様が具体的に書かれているのです。

以前にも書きましたが、クレタ島でも同様の事件が起きたという村を2箇所ほど見ました。
当たり前ですが、現在では普通の生活が営まれる地域になっており、正直なところ、昔の話と漠然と捉えていました。
他の国の出来事ですがこの本を読み、急に実感として迫って来ました。
戦争に真の勝者はいない、NOと言える自分なのか、ちょっと現実離れしているかもしれませんが、日本の終戦記念日と同じように平和に感謝しつつ、ちょっと自分を見つめなおす機会になりました。

でもこういうナショナルホリデーにもフローニャポッラーって言うのかしら?
これは新年や誕生日、ネームデーにお祝いの言葉として使うのは普通に聞くのですが…。
もしかして、半月以上前の私の誕生日のことを言ってたのかなぁ?それにしちゃ、遅すぎ!!
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人の数だけ、興味の対象はあるもので、私などには思いも寄らないことに関心を持つ人々の話を聞くたびに視野の広がる思いがするものです。
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前述のオフィスでMと話していると、突然、背の高い女性が駆け込んできました。
「良かった、まだいたわね!!日本人にずっと聞きたかったことがあるのよ」
はい?
血相を変えて飛び込んできた彼女の疑問とは…
日本語用のパソコンのキーボードは一体どうなっているのか?
…でした。
「だってあなた達はものすごくたくさんの文字を使うじゃない?
だからキーボードはこーんなに大きいんじゃないかと、ずっと気になってたのよ!!!!!!」
そこにあったキーボードの3倍ぐらいの四角を手で描いて、興奮する彼女。
さて、どうやって説明いたしましょう?
携帯メールとローマ字を書いて必死に説明しましたが、納得の行かない様子。
「どうやってその言葉を捜すの!!??」
「SHIFTキーを押して、変換するの」
一応は理解してもらえたようですが、今ひとつの彼女…。
帰国してからうちのパソコ3の写真を撮って送りました。
分かってくれたかな?

私は、小田空さんの「中国の骨は一本すくない」を読むまで、中国語の入力方法など想像もせずに、中国人の友人のブログを眺めていました。
様々な発想でものを見る人々がいるから、人類は進んでいくのだなと感動しました。

写真は真剣にネットゲームに取り組むクレタ島の長女Mです。
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アテネに移動した日は投票日、選挙選挙で暮れました。

翌日、友人Mは仕事、私は鍵を預かってアテネの中心街に行くことにしました。
Mが出かけてからゆっくり朝ごはん、シャワーなど済ませ、家を出て駅へ。
と、前方よりMが歩いてくるではありませんか。
「そこのスーパーまで買い物に行くの。一緒に行く?」
スーパー&Mのオフィス訪問に急遽予定変更。
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Mはアテネ県の公務員。結構、悪名高いギリシャの公務員です。
彼女は建築に関する許認可をする課におり、駅前の建物がまるごとその部門に当てられています。(システムが良く分からないので、どの文章にも「多分」をつけて読んでください!)
彼女のオフィスは5階。
航空券のチェックインをしたかったので、彼女の上司のコンピューターを貸してもらうことにしました。これがダイアルアップで遅い!!
Mはコンピューター嫌いで彼女の机にだけは、PCがないんです。
下の階のヨルゴス君のPCはDSLだから、それを借りるようにと言われました。
ヨルゴス君は「調子が悪いけど…」と嫌そうにPCを明渡してくれました。
課長さん(多分はまだまだ必要)のPCとヨルゴス君のPCの接続が違うのは何故でしょう?
結局、航空会社側のシステムエラー(多分)でチェックインは出来ず…。

この日は月曜+選挙の翌日で、来訪者もまばら。
課長さんはND支持者で一人大喜びで、選挙結果をPCでずーっとチェックしていたのですが、急に挨拶をしていなくなってしまいました。
他の事務所にでも行ったのかと思いきや…。
ここで確認しておきますが、M(多分、他の人も)の勤務時間は8時から3時までの休憩なし。
この時、11時過ぎ。
一体、課長さんはどうしたのかと言うとd0042214_23475733.jpg
「今日、私は選挙の結果を見ていてほとんど寝ていない。
Mはいつも火曜日に市が立つからって早めに帰る。
だから今日は私が早く帰る番だ」
と断って帰ったのだそうです。

その前に、リボンをほどいて暇つぶしをしていたMの同僚も「子供が熱が下がらないの。医者に連れて行きたいから」と課長さんに言って帰途についていました。
その時は、融通が利いていいな、と思ったのですが…。

ゆるーい!!!私も中心街まで行く気が失せてしまいました。
ようやく仕事を始めたMの「認可」の判子をもらって家に帰ることにしました。
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今度、ギリシャに行ったら走る装飾品が見られる!?
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今年もアテネクラシックマラソンの季節がやってまいりました。
昨年、走った友人、今年も出るとのこと。
本日、10月20日が参加申込み〆切だったと確認したら、〆切を10月27日まで延期したそうです。
さすがギリシャ。
開催日は11月4日。
申込み損ねた方、まだ大丈夫です。是非、参加してあげてください。
あら、私も今年は走れたら良いな、と思っていたのでは?
5km部門ならとか言ってませんでしたっけ?
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そろそろ、クレタ島を離れてアテネの話に行きたいのですが、その前に…。
うちの娘達を自慢したくって、なんて、友人の娘達のお話です。

以前、お話したS君には3人の妹がいます。
この3人が見事に、顔立ちも性格も三者三様。
簡単にご紹介すると、
長女  10才 おばあちゃん曰く「あの子は主婦」
次女  8才 マイペースな芸術家肌
三女   5才 気分のむらのない幼稚園児

書き出すと限がなさそうなので、今回は三女のお話

ギリシャの子供達は、子供らしくて可愛いのですが、ご機嫌を損ねた時は大変。
拗ねるとかいじけると言ったネガティブな自己主張はまず見られません。
「私はこれが欲しいの、こうしたいの」と言ったぐずりの原因を主張。
それも「こうこうだから欲しい、ああだから、こうするべきだ」と泣きながらも、理を尽くして、極力大きな声でギャーギャー主張するんです。

ですが、うちの3姉妹はとても穏やか。
5才のも泣き喚いているのを見たことがありません。
天使のように可愛い上に、中々の切れ者。
私が幼稚園のお知らせを写真に撮ったのを鋭く、チェック。
その後、「これも写真に撮りたいんじゃない?」と3人が通うダンススクールのパンフレットを持ってきました。
そう、今回、学校の他に習い事も見たいなと思ってたんです。何で分かったの?
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でも全然、こまっしゃくれていないんです。
私が持っていった100均の折り紙に大喜びして、「こんなにたくさんお土産くれて、あなたはお金持ちなの?」ってお宅のご両親の方がはるかにお金持ちよ!!

そんな彼女が今回発見した遊びは、私にギリシャ語を教えること、でした。
自分の本などを持ってきて、「私は字が読めないから、A、読んで」
読み終えると最初に戻って、文字を隠し、「さぁー、これは何だっけ?」
「αρκουδι(アルクージ)」私が答えると、
「うーん、惜しい!!もうちょっと考えてみて!!ほら」と口の形でヒントをくれます。
「αρκουδα(アルクーダ 熊)」
「すごいわ!!その調子!!」
語尾変化がはげしいギリシャ語。
「じゃこれは何してるのかな?」
「ποτηζει (ポティージー 花などに水をやる の三人称単数形)」d0042214_23345787.jpg
大人は大体、私の意図を汲み取ってくれるのでこれで誤魔化せますが、使命に燃える彼女は「ちょっと違うわ。良く見て、ποτηζουν(ポティーズゥン 三人称複数形)よ。言ってみて」と厳しい。
注) 教えているのが幼稚園児、答えているのが私です。

私がちょっとでも暇してると、お声がかかりました。「A~、私とギリシャ語の勉強したいんじゃない?」
アテネの友人にこの話をしたら大笑い。「ギリシャ語を勉強するには最高の先生ね」
でも、クレタ島訛り、ばりばりですが…。

こんな可愛い娘達に会いたくなって、きっとまた、のこのこギリシャに行っちゃうんだろうな…。
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ギリシャの総選挙からちょうど今日で1ヶ月。d0042214_0464718.jpg友人Gから、選挙で延期になった追試に無事パスし、卒業証書を手にしたと喜びメールが来ました。おめでとう!!
その間にしっかりサモス島にセイリングに行ってたとは羨ましい!!
うーん、良いなぁ!!あ、男性の後姿ではなく、「帆」がね。

冬に行った時、誕生日パーティーに呼んでくれた友人ですが、9月には会えませんでした。
彼女は投票するために、お母さんの出身地、エヴィア島に行っていたからです。
ギリシャの選挙で一番興味があったのがこの点でした。


   多分、日本のテレビで見たのだと思うのですが…
    ・ギリシャでは投票が義務で棄権すると罰則がある
    ・投票は生れた土地で行うので、選挙のための特別の船便が出る
    ・投票率は90%台
   相当昔なので、記憶が定かではありませんが、こんな内容でした。
   今回こそ、この点をはっきりさせなくては!!
   その結果、
    ・現在では義務ではない
    ・投票は登録(?)のある地でする
     結婚等で登録を移していればその地で
     これは引越し程度では移さないことが多いので、実家に戻ってすることも多い
     特別便はともかく交通機関の割引はあるようだ
    ・投票率はここ3回の総選挙は70%台半ば
ああ、すっきり、本当にずっと気になっていたので。
でも引越ししても移らない(移さない?)ので、投票所がいくら多くても歩いて行ける範囲とは限らないのでした。
それにしてもお母さんの出身地で投票するとは、一体、どういうシステムなんでしょう?
また、一つ、気になることが出来てしまいました。
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サモス島情報は全くなく、申し訳ありません。写真でエーゲ海をご堪能ください!!イルカ、わかりますか?

忘れ物
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今までギリシャに行った時は、たいてい、学校が休みの時でした。d0042214_2302259.jpg
今回は夏休みも終わり、新学年が始まったところ、前出のSくん筆頭に4人の子供がいる友人にメールでお願いしてみました。
「学校に行ってみたい。できたら授業参観したい!!」
彼女の10才の長女Mから「きっとあなたの希望は叶えられると思うよ!!」と返事が来てワクワクしてたのに…。
私が着いたのが木曜日、翌日の金曜日から選挙のため、臨時の休みになってしまいました。
新学年始まってすぐに休みなので、新クラスに慣れるオリエンテーションばかりで授業も始まっていなかったそうです。
本当に休み好きなんだから…。
せめて、末娘Iの幼稚園の送り迎えついでに内部をちょっと見せてもらいました。
10時に登園して、2時半にお迎え。一斉の登下校ではないようです。
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まだ工事中の建物1件まるごとの幼稚園。
「ここには園庭がないのが残念だけど、眺めは最高よ!!」d0042214_2313567.jpg
幼稚園に来るのは久しぶりだけど、そうそう、椅子から机から、トイレから、みんな、ミニチュアみたいに可愛い世界だったっけ。
   今日のIちゃんの様子
体調 良 朝ごはん たくさん 昼ごはん たくさん

Iちゃんに因れば、今日のご飯は、野菜にお米を詰めたゲミスタと言うお料理。
「3個も食べたよ!!!!」
他にはどんなことをしてたのか、見たかったな。
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村からイラクリオンに戻ると亀が待っていて、私を海の底へと連れて行ってくれました。
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なんてはずはなく、友人がクレタアクアリウム(クレタ水族館)へ連れて行ってくれたのでした。
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2005年12月にイラクリオン空港より少し東のGournesと言う地域にオープンした水族館です。ギリシャ海洋研究所の事業の一環として、Thalassokosmos(サラソコズモス 海の世界)と名づけられたこの水族館の展示は主に東地中海の生態系を再現しています。
クレタ島は、南に行けばアフリカ大陸、東にはスエズ運河、北はエーゲ海と、地中海とエーゲ海の分水嶺なのです。
オーディオガイドを借りると各水槽で説明が聴けます。残念ながら日本語はありませんでした。
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10年ぶりぐらいに行った水族館は幻想的で一緒に行った子供たちよりも真剣に魚たちに見入ってしまいました。
実際には熾烈な生存競争があるのでしょうが、どの魚も全力投球して泳いでいるとか、真剣に食物を探しているとは思えず、漂う姿は優雅でさえあります。
同じ仲間で群れたり、同じように擬態したり、同じ柄を身につけていたり、自分が生れついた種にどこまでも忠実に生きていることも、不思議で自然のすごさを感じました。へそ曲がりな魚や偏屈なクラゲはいないのかしら?あ、へそはないから曲がりようがないんですね。
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この水槽には、自然に作られたとは思えないほどカラフルな熱帯魚がたくさんいたのですが、ちょっと良く見えませんね。
クレタアクアリウムのHPにバーチャルツアーとフォトがあるのでそちらで地中海の魚たちの表情を見てみてください。
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