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H先生が門の鍵を開けて、校内に入るのに続いて、?????のまま私も中に入りました。
鍵?そう、門の鍵は閉まっていて、外からも中からも出入りは出来ません。
この学校、H先生曰く「100人ぐらい」、校長先生曰く「150人ぐらい」の小規模小学校です。
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ちょうど着いた時は休み時間でした。子供達が集まっているのは売店。d0042214_23574932.jpg
朝が早いギリシャですが、朝食は、コーヒー一杯、子供ならミルク一杯のみと言ったケースが多いようです。
授業は2時まで。もつはずはありませんよね。それでこういう売店で、お菓子や飲み物を買って、お腹をもたせるようです。

校舎内、校庭を一回りすると授業開始の鐘が…。
H先生は、親しくしている2人の先生に、授業を見せてくれるように頼んでくれました。

まずは1年生。
教室のドアは開け放たれていて、子供の声が聞こえてきました。
ドアには「楽しい学校」みたいな言葉を書いた風船が貼られています。
1年生といっても、6月には年度末になるのでもうすっかり学校には慣れているようです。
教室に入ると、何だかとってもアットホーム。
机の並びは何だかバラバラだし、先生の机の上は色々なものが山のようになっているけど、すごくカラフルで可愛い教室でした。
私たちが入っていくと、生徒以上に先生が大騒ぎ。
生徒の方が冷静にホワイトボードを書き写していました。
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「写真を撮ってもいいですか?」と訊くと、「きゃー、ちょっと待って!!」と、慌てて机の上を片付け始めました。
こっちも慌てて、「生徒さんの作品を撮るから、机は、そのままで大丈夫です。授業を続けてください」ってお願いして撮ったのがこの写真。
生徒はいたって冷静。
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黒板には書かれていたのは、明日の宿題。ようやく自分を取り戻した先生、「ちゃんと書けた?」
この可愛い先生、職員室で生徒のノートにコメントを書いている時に、おしゃべりしました。
ノートを覗いてみると、1年生でもすごく字が上手できちんと書いているのでびっくり。
先生はコメントを書き、最後に女の子か男の子かでシールを選んでペタッ。
あ、このやり方はどこも一緒なんだな。
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1年生は人数が多くて大変だけど、このノート付けだけは、いつも最後までやるのよ。
でも今日だけはどうしても早く帰らなくちゃいけないの~、と隣の席の先生にお願いして、帰って行きました。
家には仕事を持ち込まない姿勢を見せていただいた1シーン。
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その昔、2週間、ギリシャ語のレッスンに通ったことがありました。
その時の教材の中に「ヨルゴスは8時に学校に行く」と「ヤニスは2時半に学校に行く」みたいな例文がありました。
ギリシャ語以前に、何故、ヤニスが2時半に学校に行くのかが、私にはどーしても納得できませんでした。
「ギリシャの子供は、1日2回、学校に行かなくちゃいけないのか?」ようやく質問したと思ったのに、実は的外れな日本人に先生は答えてくれました。
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当時、アテネでは子供の数に対して、学校の建物が足りず、午前の部、午後の部に分かれていたのでした。
同じ子供が、午前も午後も行くのではなくて、午前のクラスに通う子供と、午後のクラスに通う子供がいるという状態。
その後、友人の息子も午後の部に当たってしまうので、私立に行きました。
ギリシャの1クラス人数は、日本より少なめに設定されているようなので、そのせいもあったと思います。
いずれにしてもこれは、○○年前の話です。
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今回、私を小学校に連れて行ってくれたH先生との待ち合わせは10時でした。
「10時?学校に遅れちゃってるんじゃないの?」ギリシャの朝は早いんです。
「彼は、午後の先生だから、大丈夫よ」
「そうなんだ、今は、家が遠くなったから、午後の部に代えてもらったんだ」

何?午後の先生って?
未だに、ギリシャの小学校は2部制なのか?
「10時にここを出れば、午前中の授業を見られるよ。
2時に授業が終わるから、その後は、君は帰るなり、学校に残るなり好きに過ごせばいい」

どういうことでしょう?で、H先生は2時の後、何するの?H先生ののクラスは見られないの?
外国に限らず、習慣とか、日常の業務のやり方って、地域や組織ごとにかなり違ってますよね。
向こうは当たり前のことを話しているのでしょうが、私の頭の中は?????でいっぱいになってしまいました。
皆さんはこれで状況がお分かりになるのでしょうか?私の理解力の問題?
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???????でいっぱいのまま、月曜日、向ったのは海に近い地域にある○○地区第9小学校でした。(写真上)
学校のお向かいでは陸亀がお出迎え。(写真中)
この日は、復活祭の10日間の休暇が明けたところでした。
「休み中に、やられたよ」とH先生が指差したのは、見事に落書きされた校舎でした。(写真下)

と言うことでまたまた長くなってしまったので、続かせてください…。
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正教徒となるためのギリシャ人にとって大切な儀式、洗礼。
私はまだ参加したことがないので見てみたかったのですが、洗礼式の日はアテネで約束があったので、一人、カルペニシを後にしました。

ところが!!!!
ありがちですが、土曜日の午後、友人に電話を入れると、ドタキャン。
これってどうよ~、と思う反面、ま、いっか~、という気持ちもありました。
日本出発時、実は相当に疲労していました。
その後、飛行機で計15時間半。
空港で一晩。
クレタ島からのフェリーではキャビンが取れず、サロンの椅子で一晩。
その後、二晩はちゃんとベッドで眠れましたが、この身体でギリシャ人の夜遊びに付き合えるだろうかと不安だったのです。
大体、出かけるのが11時過ぎ。1時、2時はまだ宵の口。
大騒音の中、いつも朦朧としながら、体力のなさを痛感するのが常でした。
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よし、今日は休養日にしよう、と昼寝タイムに入りました。
しかし、人間、年とともに欲深くなるのか、ギリシャまで来て土曜の夜に何もせずに過ごして良いのか!?と急に気持ちが焦ってきました。

誰かいないか…。
突如、私の頭に一人の友人が浮かびました。
出発前、メールしたけど返事がなかったので、復活祭の休暇でどこかにいってるのだろうとすっかり忘れていました。
この際、彼でいいや(失礼な!!!)とダメもとで電話をかけてみました。
想定外のことに彼はアテネにいて、「今夜時間ある?」との突然のお誘いを受けてくれました。
あ、奥様同伴ですよ~。
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おかげさまで、久々にプラカでお食事できました。
ギリシャのおつまみをあれこれ取ってもらい、ビール片手に何だか小難しい会話。
彼らは二人とも学校の先生で、とっても仏教や東洋の文化に関心を持っているのでした。
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ふと、私の頭に、忘れていた願望が…。
「あなたの学校を見に行くのって無理かな?」
「もちろん大丈夫だよ」

そうなんです。かなり回りくどかったんですが、昨年以来切望していた小学校訪問、ついにアポが取れたんです!!!
扉は叩いてみるものですね。と言うことで以下次回に!!
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ギリシャブログなのに、ここはどこ?スイス?オーストリア?
今回はスイス経由で行ってきたんですよ。
なんていうのは大嘘で、これもギリシャの一風景です。
クレタ島を日帰りしてまで、払い戻し不可のエージアンエアーのチケットをキャンセルしてまで、友達にくっついて行ったのが、ここ。
中央ギリシャ、エヴリタニア県の県都「カルペニシ」です。
ものすごく大雑把に言うと、デルフィの北西、メテオラよりちょっと南にある山岳地帯です。
週末、ここで行われる洗礼式に招待された友人一家に便乗しました。
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冬場にはスキー場として賑わうところだそうで、ホテルは中心地を離れたリゾート型。
中部ギリシャの伝統的な造りを模した建物です。エーゲ海の白い家とは全く違う雰囲気。
スパと称した室内プールもありました。
日本人としては入ってみなくちゃ、と思ったんですが、温泉ではなかったの見苦しい水着姿をさらすのは控えました。
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夜には、バーの一角にある暖炉に火が入りました。
うーん、ロマンチック…なところですが、洗礼式に集まった3家族の子供たち計6人が走りまくり、大人たちはその騒ぎに負けず、大声で各自の言いたいことを喋り捲る…。
山の上でも、昼間は25度近くになったこの日、暖炉の火は暑苦しいだけでした…。

ギリシャでも冬はこういうところでスキーリゾートを楽しむようです。
ちょっと生活にゆとりのある家族向け、と言う印象。
もし、もう一度、行く機会があれば、雪見で一杯、じゃない、窓の雪明りと暖炉の炎の明りの中で静かに大人のひと時を過ごしてみたいものですが…。
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今更ですが、ゴールデンウィーク、ギリシャに出かけてました。
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前回同様、空港から真直ぐクレタ島に渡り、4日間滞在の予定でしたが…
何故かクレタ島到着の翌朝には、ここエヴィア島の入り口、ハルキダの街におりました。
エヴィア島はアテネの北東、ギリシャではクレタ島に次いで大きな島です。
本土との間の海峡は狭いので、橋で繋がっています。
ハルキダの港を流れる水は、潮の満ち干のためか、太陽の引力のせいか、何時間か毎に流れの向きを変えるそうです。
復活祭の直後、ギリシャでは花を摘んで祝う5月1日メーデー、街灯も花輪でドレスアップしていました。

5月のギリシャは朝晩はかなり冷えますが、昼間は暑くなります。
と言っても、私が行った時期はまだ上着を着て、靴下を履いている人がほとんど。
中には、初冬や早春に見かけるショートコートを着ている人もいました。
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4月に一度暑くなって、末にはまた天候が崩れたせいかもしれません。
デニムのジャケットが比較的高齢の女性たちに流行っているのか良く見かけましたっけ。
この年令の女性は着崩すことをしないので、Gジャンもスーツのようにビシッと着ていました…。
先週末には初海水浴に行った、と言う話も聞きました。いよいよ夏到来?
でも昼と夜の気温差が激しいのでお出かけになる方は、上着を忘れずに!!
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5月1日よりアテネの交通機関の切符が変わったそうで…。
0.8ユーロで1時間半の間なら、一枚でトロリー、メトロ、トラム、バスを乗り継いで利用できます。
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ただし空港行きのバスは別料金。
まだ古いチケットも有効。
これで行き先を言わなくても切符が買えます。
黄色いのが新チケット。
右端はトラム、その隣が空港行き。
しかし、ユーロが高いから円に換算するとずい分値上がりしたなぁ…。
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何の音?携帯が鳴ってる。
ベッドの枕元の目覚まし時計代わりの携帯を探りました。
着信を見るとギリシャの友人から。
慌てて起き上がって電話に出ました。
ナターサ(普通ナターシャなんでしょうが、ギリシャ語にはシャの音がないようで)から。
「今、何時なの?」
「朝の5時よ」
「ごめんなさい!!」
すっかり寝ぼけていた私は間違えて
「大丈夫よ、マリア」と言ってしまいました。
マリアは多分ギリシャでは一番多い女性の名前だと思います。
一度でいいからアテネの人混みの中で「マリーア!!」と叫んでみたいとかねがね思っているのです。
きっと辺りを歩いている10人ぐらいは振り返るのではないかと…。
私のギリシャの親友の名前もマリア。
その他にもすぐに5人のマリアの顔が浮かんできます。
ギリシャでは祖父母の名前を孫が引き継ぐ習慣があるのでこういうことが起きるようです。
おかげで親戚などでは同姓同名が多くて、旦那さんの名前をつけて「ヨルゴスのマリア」とか「コスタスのカテリーナ」などと区別することもあるとか。
正式な文書では姓名のあとに父親の名前をつけるのもこうしたところから来ているのかな、と推測しています。

ギリシャ人の記憶の仕方は私の想像力の外ですが、名前に関しては結構神経質な気がします。
「ちゃんと君の名前を言えてる?」と訊かれたり、「私の名前は何でしょう?」とテストされたり。
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相手の名前を間違えるのはギリシャに限らず、とっても失礼ですね。
一気に目が覚めた私でした…。
写真はナターサの作ってくれた豪快なご飯。
ガーリックの効いた鶏肉、とっても美味しかった~!!
んですが、他のおかずが乗っていて鶏肉の姿が見えません。
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