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あ、今日はギリシャの独立記念日だ!!!d0042214_23441081.jpg

Απ' τα κόκκαλα βγαλμένη
των Ελλήνων τα ιερά,
και σαν πρώτα ανδρειωμένη
χαίρε, ω χαίρε, Ελευθεριά!
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かなりの遅れが出ましたが、列車は順調に運行しています。
でも、乗客の皆さんは、遅れなど気にせず、おしゃべりに興じています。
私の隣は、赤ちゃんと4歳ぐらいの男の子を連れたご夫婦。
4才と言っても体格の良い子で1年生と言っても通じるぐらい。
赤ちゃんは8ヶ月で、車用のベビーシートのまま運び込まれました。
このご夫婦は3つしか座席を予約していませんでした。
恰幅の良いご主人と、豊かな体つきのご夫婦。それに大柄な4歳児とベビーシート。
どう計算しても1席足りません。
私が移動するべき?と迷いましたが、年末とあって、座席はほぼ満席。
こういう時、ギリシャのアバウトさと人々の大らかさが本当に素敵だな、と思うわけです。
男の子は、老夫婦に「ここに座りなさい」呼ばれ、そちらと両親のあいだを行ったり来たり。
同じ車両に乗り合わせた同年代の男の子とも自然に仲良くなって
大声で名前を呼び合ったり、走り回ったり。
そして誰一人として彼らをうるさがる人たちはいません。
このご一家の座席問題が解決して、私も安心して爆睡出来ました。
私の隣に陣取ったベビーシートの中で赤ちゃんも安心して眠っていました。
ご一家がテッサロニキで降りるまで、一度もぐずったりしなかったのは、
いつも周りが楽しそうにわいわいしている雰囲気に慣れていたからかな、と思います。d0042214_02496.jpgもう一つ、意外だったことがあります。
それはゴミを回収する係員がしばしば座席を回っていたこと。
窓の下に、小さなポストのようなものがありました。
昔の電車にあった灰皿のようなもので、喫煙大国ギリシャのこと、
全席禁煙の今もそのままなのかな、と想像していました。
が、これがゴミ箱だったのです。
そして係員は「ゴミありますか?」と何度も回ってきていたのです。
車両の数と回ってきた回数を考えるとこの方はほとんど休むことなく
各車両を回っていたのではないかしら。
座席の前ポケットなどにゴミを入れておく日本の長距離列車よりずっと気持ちのよいシステムでした。
トイレも旧式ですが、想像より綺麗な状態が保たれていました。
ギリシャでもこのように自分の職務に一途に取り組む姿を良く見かけます。
あの大らかさからは想像がつかないぐらい、融通が利かないと言いたくなるぐらい、職務に忠実です。

おかげで睡眠不足を補うことが出来ました。
もうすぐ目的地です。
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