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ようやくギリシャの首相が決まりました。
ルーカス・パパディモスさん、経済学者でギリシャ銀行の頭取(?)でEUの中央銀行でもナンバー2の地位にいた人だそうです。
パパンドレウ元首相のコンサルタントも務めていたそうです。
内閣の信任がとおり、パパンドレウ元首相の辞任が決まった時点から
今回の新首相の第一候補でしたが、
最初は辞退。
その後、数人が候補にあがりましたが
結局、合意に至らず。
昨日からパパンドレウ、サマラス(ネオディモクラティア党)、カラザフェリス(ラオス党)、パプリアス大統領の会議が始まり、結局、パパディモス氏が受け入れたようです。
最初に辞退した時にいくつかの条件が受け入れられなかったから、と言われていましたが、それについては今のところ明らかではありません。

政治家ではない首相の誕生ということで、私は単純にギリシャの政界が大きく変化するのではないかと期待していますが、任期は2月の総選挙まで。
国民の意識を変えることは難しいと思いますが、政党政治の域を超えるという新しい経験はきっと何かの流れを作るのではないでしょうか。
これからの組閣に期待。
そして日本でも政党利害を超えて国を建て直す経験が近いうちに実現できるように期待。
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by kranaA | 2011-11-10 22:42
先週末は世界中がギリシャに注目しましたね。
テレビや新聞のトップニュースになったり、ラジオのニュースでギリシャ語が流れたり…
ギリシャと付き合って30数年、初めてのことでした。
嬉しい内容ではありませんでしたが。

同じ局のニュースでは同じ市民の声が繰り返し流されました。
騒動の画像も同じものが繰り返されます。
頭ではギリシャ人全員がこういう考えではない、とか
アテネ中でこうした騒動が起きているのではないとかと理解はできます。
どうしても報道はセンセーショナルなもの、自ニュースサイトに必要なインタービューを流すもの。
心してニュースを見るように努力しています。

ユーロ導入時、旧ギリシャ通貨ドラクマとユーロの交換率は340.75対1でした。
写真は導入時に配布されたユーロと当時、並行して流通していたドラクマです。
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しかし1年をおかずに物価は上昇しました。

25年前、友人は不動産購入に銀行のローンを使いませんでした。
手持ちの貯金と身内からの借金で賄いました。
銀行ローンは高いから、と言うのが理由。
それから20年後、つまり5年ほど前にある事情があり資金が必要になり
家族からの応援では足りず、銀行の融資を受けることになりました。
彼女は地方出身で互助意識が強かったせいもあるでしょうが、ギリシャ経済を象徴している気がします。
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