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7月5日は平塚の七夕、カナダ時間で16時、女子ワールドカップの決勝戦のキックオフ、それにギリシャでは国民投票と世界各地で重要な出来事がありますね。
この十日間ほど、周囲の皆様から「ギリシャ大変ですね」と言われ続けてきました。念のため日本にいる私には特に大変なことはないのですが、現地の友人たちはいかばかりか、またΝαι(yes)にしろΟχι(No)にしろ結果が出た後の方がもっと大変な状況を迎えるだろうな、と心配し、自分に何が出来るのかと考えております。今のところ、流通も普通の状況だそうですが、結果によっては経済活動も通常通りには行かないでしょうし…。

ところでこの三月から六月にかけて日本で14人の訪日ギリシャ人の方にお会いしました。何名かは何度か会っている友人や友人の友人、他はインターネットを通じて知り合った方々でした。
私の周りだけでもこれだけのギリシャ人に会う機会があったのだから、実際に日本に来たギリシャ人の数は結構いたのだろうな、と思います。山手線の中でもギリシャ語聞いたし。

これだけ多くの(?)ギリシャ人が日本に来られたのも、ユーロ圏にいて、総体的な円安のおかげもあるんだろうなと思いました。一緒に食事に行くとユーロに換算して安い安いと感動してましたから。
ユーロ参入前のギリシャと言う国の国力を考え、実はギリシャが農業国だと言うことも考え合わせたら、こうした感想が出ることは不自然なことのはず。
ギリシャと言う国が発展し、生活が便利になることは喜ばしいことだけどこの10年ちょっとの間の変貌ぶりは急速過ぎてひずみが出ないのかな、と懸念しておりました。いつも傍観者でしかない私ですが、ギリシャのために何かできないか本気で考える時が来ているのかもしれません。
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今年の冬、モナスティラキで見かけたかっこいいおじいさん。こうしたご老人は大きな変化の時代を生き抜いてきて、ようやく政権が安定し、年金暮らしに入って、今日のパンの心配をしなくてはならないような時代を迎えています。
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今年、3歳になった友人の息子。ギリシャに生れ、ギリシャ語を覚え、確実にギリシャ人として育っています。でも両親はこの子の将来を考え、ギリシャを離れることも考えています。

こうした市井の人々が本当に安心して今日を生き、安心して未来を語れる国になってほしい、そのための第一歩の国民投票となるように心から祈っています。
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