今日はギリシャの復活祭への一連の節目の一つ、カサリ・デフテラ(聖灰月曜日)です。この日からサラコスティという40日間の断食(お肉を断つ)が始まります。
カサリ・デフテラにはタラモサラタ、ドルマダキャ・ヤ・ランジ(ひき肉を入れないドルマダキャ)、ラガナというパンを食べます。この日に何よりも象徴的なのは凧揚げ。あちこちの丘で凧が上がっていることでしょう。ギリシャ人はこの行事で、本格的な春の訪れを感じるんでしょうね。
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こちらは日本の大凧上げの写真。残念ながら、アテネの凧揚げもこの日のお食事の写真もないので…。五月晴れの空。日本の春ももうすぐですね。

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サッカーチーム、パナシナイコスのスタジアムの反対側に堂々と存在するこのアパート。写真を撮ったら危ないかも…。たまさか、住民のお一人らしきご年配の男性が入っていくのを見かけました。共同の入り口からかいま見えた階段も若干崩壊状態。でも窓をよくよく見るとそれぞれに工夫が凝らされています。残念を通り越して味がある建物に見えてきました。
1933-35年にトルコから避難してきた人々のための住宅として建設されたそうです。

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昨日の写真のお隣の建物。シェイプはとても可愛いのに、どうしても落書きをしたくなる輩が多いのがこのエリア。アートと落書きが隣り合っている感じです。

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コロナキとエクサルヒアの境あたりで見つけた建物。色が可愛いし、丸い窓も窓の手すりも可愛い。
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何より、半地下になる部分をまるで本屋さんの入り口に見えるようにペイントしてあるのが、何とも可愛い。
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日本にいるとよほどのものでない限り、修理をして使うという発想が出てこないことが多いのですが、ギリシャではまだまだ古いものを修理して使うのが当たり前のことが多いようです。
最近、知人の家で30年物の冷蔵庫が壊れたという話を聞きました。日本人の感覚で、即「それなら買い替えた方がいいよね。新しい方が電気代も安く済むはずだし」と考えました。その冷蔵庫はΙΖΟΛΑ(イゾラ)というギリシャのメーカーのもの。今ではその会社はありません。
知人はまず修理屋さんを呼んで見積もってもらいました。何と冷蔵庫専門の修理屋さんがいるのだとか。
診断結果:この冷蔵庫はとても良い品で、今回の修理であと10年はもつ、修理費用は140€。新しいものは安くても400€するが、その値段のものはせいぜい3,4年もてば良い方。このΙΖΟΛΑレベルのように何年も持つ品物を買おうと思えば、1000€はくだらない、とのこと。

実際にあと10年もつかどうかは10年後しかわかりませんし、電気代がどうなのかはギリシャで長期間暮らしていない私には判断がつきませんが、修理屋さんが言うことに一理ある、と思いました。
日本でも古いものの方が作りが丁寧で、現在では同じ品質のものを作ることは不可能だと聞くことはありますし、自分自身、物は壊れるまで使う物持ちの良いタイプだと思っていましたが、電化製品については新しいものほど効率も良く経済的だという日本の消費社会の常識に毒されていたのだと気づかされた出来事でした。
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そんなギリシャで見つけたお直し屋さん。洋服のサイズ直しはもちろんですが、補修もしてくれます。直しに出すほど大切な洋服が何着あるかな、と振り返ってまたまた自分が生きている社会が、質より新しさが価値基準になっていて、なんだか薄っぺらな気がしてしまいました。

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