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ファンダオレンジ その2

ファンダオレンジ その2_d0042214_22424482.jpgまたもギリシャのファンダオレンジです。またもと言うのはこちらをご覧いただければ。
これはブルー缶で炭酸抜きのオレンジエードです。ギリシャ語で××入り?なし?と訊かれて適当に返事をしたら、まさかの炭酸抜きのファンダが出てきました。
炭酸入りはかなり酸味があって果汁っぽいのにこちらはベタ甘です。果物の美味しい国だから、炭酸がいらないならフレッシュジュースを飲むべきかな?

実は昨日のクノッソスの話からもっと牛の話に行きたかったんですが、テーマがずれるのでやめました。
ところが、何と!!、ありがたいことにlemonodasosさんがファンタを飲む牛をご紹介してくださっているので、牛の話が続けることができます。
実は私はギリシャで牛を見たことがないんです。
クノッソスと牛の深い関係を学んでいながら、牛を見かけないのを不思議とも思っていませんでした。

生乳を飲むところを見たこともないからでしょうか?
子供たちがミルクが欲しいと言うと、缶入りのコンデンスミルクみたいなものをお湯と水で割って哺乳瓶で飲ませるんです。これは複数の家庭で見ました。

クレタ島の山岳地方で絶壁を駆け上る羊を見ながら、こんなに山がちのところでは牛の放牧は無理なんだろう、主に北部ギリシャにいるのかな、などと考えていました。
実際にはどの程度いるのか分かりませんが、出てくる肉がすべて羊だと思い込むのが大間違い(私のことです)な程度にはいると思われます。

線文字Bには、当儀式でいけにえになる牛の名前が1頭ずつ書かれていたそうです。
多分、絶対数は少なかったので、いけにえとして価値があったのでしょう。
パルテノンで行われたパンアテナイ祭でも牛がいけにえとして捧げられ、匂いは神様に、肉は参加者で分け合っていたようです。

現代では、ファンダを飲む牛まで出現するとは…!?